『ウェルパークって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ウェルパークの就労環境について、まとめています。
現在、ウェルパークで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、ウェルパークの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
ウェルパークの会社概要
東京首都圏において、120近い店舗を展開する中堅ドラッグストアチェーン、ウェルパーク。一部上場企業、いなげやを親会社に持つ企業なので、事業の安定性は抜群ですし、福利厚生もいなげやに準じたものとなるので、充実しています。
調剤併設型の店舗は、30店舗未満と、全体の一部に限られていますが、調剤業務の拡大に乗り出しており、新卒・中途を問わず、薬剤師を積極的に募集しています。
このページでは、薬剤師向けの中途採用求人の詳細や、薬剤師の給与水準、職場環境などについてまとめていますので、参考にしてください。
ウェルパークにおける薬剤師の中途採用求人の概要
中途採用に関しては、調剤薬剤師、OTC薬剤師の2つに分かれて、募集がかかっています。給与額や諸手当の内容、勤務体制(休暇制度)については、どちらも同一なので、調剤業務だけでなく、OTC販売業務にも、取り組みたいかどうかという観点で、選択すれば大丈夫です。
なお、どちらも、調剤経験は必須となりますが、OTC販売経験については不問とされているので、これまでドラッグストアで働いたことがないという人でも問題なしです。
公式サイト内にあるエントリーフォームから応募することが可能ですし、電話で申し込むことも可能です。下記の採用情報ページに、エントリーフォームへのリンク、及び、電話番号が記載されているので、応募する際には、このページにアクセスしてください。
http://www.welpark.jp/recruit/mid-career.html
なお、もう一つの応募方法として、薬剤師専門の転職会社を利用するという、やりかたがあります。ウェルパークが転職会社を経由して、募集をかけていることが前提となりますが、中途採用の場合、かなりの確率で、募集が出ています。
転職会社経由だと、配属先と想定される店舗の状況などについて、細かく確認することが出来ます。(公式サイトから応募する際には、詳細について教えてもらうことが出来ません。)
また、中途採用の場合、入社する時に給与額などについて、条件交渉を行うことになりますが、こういった交渉に慣れていない人だと、会社側の要望に流される形で契約してしまいがちです。
転職会社経由で応募すれば、こういった交渉を代行してもらえますし、彼らはプロなので、好条件を引き出すことに成功することが多く、自分で交渉するよりも、好条件で入社出来る可能性が高くなります。
このページの最後に、主な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の年収について
ウェルパークに勤務する薬剤師の給与水準ですが、役職なしの一般薬剤師で、年収420~600万、管理薬剤師・店長クラスで、年収500~800万円と、親会社が一部上場企業ということもあり、中堅チェーンとしては、かなりの高水準となります。
大手のドラッグストアチェーンに匹敵する数字とも言えるので、年収については、それほど心配する必要はありません。
賞与は年2回、店舗の売上などを加味して、支給額が算出されることになりますが、競合状況など、周囲の状況にも左右されるので、どの店舗に配属されるかといった、運次第という側面があります。
ただし、薬剤師の場合、処方箋枚数など、ある程度、各個人の業績が考慮される内容には、なっています。
昇給は年1回ありますが、年功序列的な傾向が強く、よく言えば公平、悪く言えば、個人の力量が反映されない、モチベーションを感じにくい制度となっています。
また、役職就きにならないと、それほど大幅な昇給は期待出来ないので、年収にこだわるのであれば、管理職へのキャリアアップが必須となります。
ウェルパークの評価制度について
ウェルパークでは、直属の上司が評価をする体制となっていますが、社内で明確になっている評価基準がないため、上司によって、評価が全く違うという状況に陥っており、不満を感じる社員も存在します。
ただ、努力する人のほうが、評価が高くなり、昇格出来るペースが、若干速くなるという傾向はあります。
ワークライフバランスについて
薬剤師は実働8時間のシフト勤務が基本となりますが、繁忙店や人員が足りていない店舗だと、残業が発生して、拘束時間が長くなることがあります。これは、店舗間で、かなり状況が異なるので、一概には何とも言えません。
そのため、自分が勤務を希望する勤務エリアにある店舗の実情について、事前に確認しておくことをオススメしますが、ウェルパークに直接問い合わせても、転職希望者にとって、都合の悪いことは、それとなくスルーされる可能性があるので、転職会社に確認するほうが賢明です。
なお、ウェルパークは、有給や各種休暇制度は整っているので、業務に余裕がある店舗で働く限りにおいては、他のドラッグストアチェーン以上に、休みを取ることが出来ます。そういった店舗だと、残業も少ないので、平日でも、プライベートの時間を確保することが可能です。
また、これは全店舗共通ですが、店長クラスになると、業務量が一気に増え、休日出勤の機会が増えたり、休みの日にも、部下から電話がかかってきて、落ち着けないといった状況に陥るケースが少なくありません。
しかしながら、先ほども触れたように、役職に就かないと、給与増は見込めません。結果として、管理職への昇格を目指すけど、実際に就いた後は、激務に嫌気がさして、他社へ移るという選択をする人が、たびたび出てくるというのが、実情です。
女性の働きやすさについて
ウェルパークは、女性薬剤師が働きやすい職場作りに積極的に取り組んでおり、産休・育休を誰でも取得出来るようになっていますし、産休から復帰した後も、子供が小学校に入るまでは、時短勤務を選択することが可能です。
時短勤務は、1日5~8時間の間で、好きな勤務時間を選択出来る仕組みとなっているので、家庭生活にしわ寄せがいかない範囲内で、働くことが可能です。
また、キャリアということで言えば、女性だからといって、不利に立場に置かれることはないですし、女性管理職の割合を増やすことに力を入れているので、むしろ、女性のほうが昇格しやすかったりします。
ウェルパークの転職先としての価値
ここまで、ウェルパークにおける、薬剤師の就労環境について、様々な角度から見てきましたが、店舗間の差が激しいため、転職するかどうか判断する時には、会社としてどうというだけではなく、自分が勤務することが想定される店舗の状況を加味して、決めるようにしてください。
また、その際には、同じエリアで発生している他社の求人もチェックして、内容を比較検討すると、より冷静に判断出来ます。
冒頭で、転職会社について触れましたが、彼らは当然、様々な薬局・ドラッグストアからの薬剤師募集求人を保有しているので、ウェルパークの求人と併せて、確認してみてください。
希望条件等を伝えれば、それらの条件を満たす求人をピックアップして、紹介してくれたりもするので、そういった使い方をするのもアリです。転職会社は何かと便利な存在なので、うまく活用してください。
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