カワチ薬品の薬剤師中途採用事情

 

『カワチ薬品って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、カワチ薬品の就労環境について、まとめています。

 

現在、カワチ薬品で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、カワチ薬品の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

カワチ薬品の会社概要

栃木県小山市に本社を構える、ドラッグストアチェーン、カワチ薬品。ドラッグストアの業界平均を大きく上回る600~1000坪の郊外ロードサイド型店舗を開発、栃木県を主軸に、東日本において、事業を展開しています。

 

近年では、M&Aを積極的に展開、同業他社の子会社化・吸収合併を繰り返すことで、事業規模を拡大しています。また、1996年に調剤併設ドラッグストアの一号店を出店、以後、調剤業務にも力を入れています。

 

2016年現在で、ドラッグストアの店舗数は栃木・茨城を中心に約300軒となり 、そのうちの91店舗において、保険調剤を行っています。そのため、カワチ薬品における、薬剤師の求人需要が増大しており、常時、募集がかかっています。

 

このページでは、カワチ薬品における薬剤師の中途採用求人の状況、及び、薬剤師の年収・就労環境などについて、まとめているので、参考にしてください。

 

カワチ薬品における薬剤師の中途採用事情

カワチ薬品は、事業拡大に対する意欲が非常に旺盛な会社であり、今後も、強気の事業運営を行っていく経営計画を掲げています。そのため、人材登用に積極的であり、薬剤師に関しても、新卒・中途を問わず、求人が発生しています。

 

正社員だけでなく、パート・アルバイトの募集も常時行っているので、フルタイム勤務ではなく、空き時間を利用して、1日数時間だけ働きたいという人にもチャンスがあります。既卒者向けの就職相談会を定期的に行っているので、興味があれば、こういった会に参加するのもオススメです。

 

具体的なエントリーの方法ですが、カワチ薬品の公式サイト内に、人事担当者連絡先が記載されているので、メール、もしくは電話にて、直接問い合わせる形となります。
http://www.cawachi.co.jp/recruit/

 

また、中途の場合は、薬剤師専門の転職エージェントを通して、募集がかかることも多いので、エージェントに問い合わせるという方法もあります。このページの最後に、代表的なエージェントを数社リストアップしておきますので、参考にしてください。

 

カワチ薬品の薬剤師の年収について

カワチ薬品の給与体系ですが、薬剤師の場合、基本給に各種手当、年2回の賞与が支給されるという形になります。具体的な年収例を挙げると、下記の通りとなります。

 

  • 29歳 年収460万円
  • 29歳 年収550万円
  • 37歳 年収600万円
  • 34歳 管理薬剤師 年収650万円
  • 31歳 店長 年収600万円
  • 42歳 店長 年収700万円

 

カワチ薬品では、残業代が全額支給されているため、残業の有無が、年収に大きく影響しています。店舗間の差も大きく、残業が多い店舗と少ない店舗では、年収ベースで100万近くの差がつくこともあるので、収入重視という人は、残業が多い店舗を希望することをオススメします。

 

薬剤師の年収

 

カワチ薬品の人事評価制度

人事評価に関しては、年に2回の自己評価と上長による評価をベースに、本社の人事部が最終的に決定する仕組みとなっています。ただし、上長の評価は、本人にはフィードバックされないため、評価がどれくらい影響しているかを知ることは出来ません。

 

そういった意味では、不透明さが残る評価制度になっています。なお、ボーナスに関しては、ほぼ毎年、全員に対して同じ月数分が支給されているため、人事評価が支給額に影響することはないと考えてください。

 

人事評価制度

 

ワークライフバランスについて

薬剤師の休日は月9回となっています。シフト制なので、休日はバラバラですが、月9回のうち、2~3日は、本人の希望に沿う形で、設定される仕組みとなっているので、ある程度の融通は効いてもらえる状況です。有給に関しては、一部の繁忙期を除いて、基本的に取得可能です。

 

残業に関しては、店舗間の差はありつつも、会社全体として、薬剤師が不足しているため、どの店舗においても、1日1~2時間程度の残業は必須と考えておいたほうが無難です。

 

調剤併設型店舗の場合、一人で調剤業務とOTC医薬品の販売・接客をこなさなければならない時もあり、臨機応変な対応が必要となります。

 

ワークライフバランス

 

カワチ薬品における女性の働きやすさ

一般的に、薬剤師というのは、女性が中心というイメージが強い職業ですが、カワチ薬品の場合、薬剤師の男女比が、およそ2:1と、男性薬剤師のほうが多くなっています。

 

かなり珍しいのですが、こういった職場環境のため、女性の業務内容には配慮がなされており、重い荷物を運ぶなど、体力を使う作業は、女性は免除されるケースが多いです。そのため、他社と比較すると、肉体的な負担は軽く、働きやすいと思います。

 

その反面、キャリアアップに関しては、厳しい状況です。店長、副店長は基本的に男性です。管理職にとっての必須業務である、飲料、紙類、家具など重い商品の品出し作業で、肉体的な負担がかかるということが、その原因としてあるようです。

 

管理職に女性を増やそうという提案は、社内で毎年のように為されていますが、実際のところは、まだ、それほど大きく変わっていない状況なので、キャリアアップについては、割り切っておいたほうがいいです。

 

出産、育児については、制度が整っています。産前産後休暇、育児休暇に加えて、復帰後には17時までの勤務となる時短勤務制度が利用可能です。小学6年生になるまで適用対象となるなど、長期間に渡って利用可能なので、育児と仕事を両立したいという人にとっては、助かる制度です。

 

ただし、正社員の場合、休日がシフト制なので、その点については、家族の協力が必要となってくると考えたほうがいいです。

 

女性の働きやすさ

 

カワチ薬品の転職先としての価値

ここまでカワチ薬品の就労環境について、様々な観点から見てきましたが、他社にはないような大型店舗を展開している、男性薬剤師の社員比率が高いなど、独特の特徴を持つ企業なので、ドラッグストアチェーンのなかでも、異色の存在です。

 

そのため、自分にとって、カワチ薬品の社風が合うのかどうか、しっかりと見極めることが重要です。

 

もう一つのポイントとしては、薬剤師の業務負担が大きいということは、頭に入れておくべきです。人材不足が原因であり、会社として薬剤師の数を増やす努力をしていますが、今後も新店舗の開設を含めて、事業を拡大していくことは間違いないので、そう簡単に改善されるとは考えにくい状況です。

 

残業代が支給されるため、残業が気にならないという人にとっては、逆に収入を上げるチャンスとも言えますが、自分のプライベート、家族との時間を重要視する人にとっては、不満を覚える環境かもしれません。こういったことを加味したうえで、転職の決断を下すようにしてください。

 

下記に、薬剤師専門の転職エージェントをリストアップしていますが、彼らに相談するのもアリです。様々な企業からの求人を保有しているので、他社と比較する形で、カワチ薬品へ転職することが最良の選択肢なのかどうか、冷静に見極めてもらえます。

 

他に良い会社があれば、その会社の求人を紹介してもらうことが出来ますし、転職先候補が決まったら、少しでも良い条件で転職出来るように、年収などについて、企業側と交渉してもらうことも可能です。とても頼りになる存在なので、うまく活用してください。

 

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