『水戸薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、水戸薬局の就労環境について、まとめています。
現在、水戸薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、水戸薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
水戸薬局の会社概要
水戸薬局は、東京都の京成高砂駅を中心に、葛飾・江戸川エリアで店舗展開する調剤薬局チェーンです。2014年現在、株式会社水戸薬局は葛飾区・江戸川区の2区に11店舗、足立区と千葉県佐倉市にそれぞれ1店舗ずつ営業、そのうち4店舗で水戸薬局という名称を使用しています。
株式会社水戸薬局は、昭和2年に創業、長らく地域密着を掲げて、個人経営をしてきましたが、平成22年にカメイ株式会社ファーマシー事業部と業務提携を行い、平成24年にはカメイ株式会社が100%株式を保有するミツワメディカルと合併しています。
総合商社であるカメイ株式会社との業務提携後、水戸薬局の本社経営陣はカメイ株式会社から出向しています。そのため、個人経営時代と状況が変化してきています。
経営陣との距離が近かった以前と違い、近年では現場サイドの声が届きにくい傾向があります。拘束時間が増加する、教育体制が満足いくものでなくなりつつあるなど、従業員の負担が増える状況になっています。
しかしながら、もともとアットホームな会社であったため、社員同士の雰囲気は良い会社です。複数の店舗が近隣にあり、人員や在庫の面でお互いをサポート出来る態勢にあるため、店舗間の連携も悪くありません。
業績が好調なため、人員は慢性的に不足しており、薬剤師も同様です。そのため、水戸薬局では、新卒採用・中途採用を問わず、常に薬剤師を募集しています。(フルタイム勤務の正社員だけでなく、パートの求人も常時発生しています。)
このページでは、水戸薬局の中途採用求人の概要や特徴、薬剤師の年収・就労環境などについてまとめているので、参考にしてください。
水戸薬局の中途採用事情
薬剤師の中途採用求人情報は、水戸薬局の公式サイト上において公開されており、こちらエントリーすることも可能です。ただし、店舗単位の募集ではないので、どの店舗に配属されるのかは、サイト上で確認することは出来ません。
もし、この店舗で働きたいという具体的な要望があるのであれば、事前に問い合わせて確認しておくことをオススメします。なお、水戸薬局では、通勤圏内の店舗に配属されることが基本なので、自宅周辺の店舗になると考えて間違いなしです。
ちなみに、水戸薬局の公式サイトは、近年更新頻度が低くなっています。求人に関しては、公式サイトからの直接採用だけでなく、転職会社経由で募集をかけるケースが増えてきています。そのため、最新情報を入手するためには、転職会社を利用するというのもアリです。
このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。(転職会社経由の求人では、募集要項に勤務店舗がはっきりと明記されているので、その点は分かりやすいです。)
水戸薬局における薬剤師の年収
中途採用の場合、これまでの薬剤師としての経験や実績を考慮して、年収が算定されます。年収400~600万円の間で、決定されるケースが大半です。具体的な、年収事例をあげると、下記の通りとなります。
- 30歳 450万円
- 32歳 550万円
- 37歳 450万円
- 41歳 600万円
賞与も支給されますが、年1回の雇用通知書により、年収総額が既に決定しているため、実質的な年俸制となっています。算出された年収を、月給と賞与で分割して、支払われるという形です。そのため、直前の業績は、賞与に反映されません。
なお、パート勤務の場合は、時給制となり、2000~2500円の間で算出されるケースが多いようです。(パートの時給については、応募者の経歴次第で大きく変わることもあるので、具体的な金額については、要問い合わせです。)
水戸薬局の人事評価・昇給制度について
人事評価は、店舗管理者との年2回の面談によって行われます。個人経営時代は、社長との直接面談であったことに比べると、現場の働きぶりを見ている直属の上司の評価という点で、評価体制は改善したと言えます。
しかし、実際の昇給となると、限られた額となっており、不満に感じる薬剤師も少なくありません。中途採用の場合、転職時の初任給が後々まで、大きく影響してくるので、納得がいくまで交渉するようにしてください。
もし、自分で交渉するのは気が引けるという人は、先ほども触れた転職会社に交渉を依頼することをオススメします。彼らは転職のプロなので、駆け引きのポイントを知っていますし、水戸薬局の社内事情を把握したうえでの交渉となるので、自分で交渉するよりも、良い結果になる可能性が高いです。
女性の働きやすさ、ワークライフバランスについて
薬局という女性が多い職場なので、女性が働きやすいように、就労環境は整備されています。出産・育児というライフイベントについても考慮され、出産休暇、育児休暇は問題なく取れますし、復帰後の時短勤務制度も導入されています。
しかし、水戸薬局は全体的に激務なので、女性に限らず、業務に追われ、プライベートの時間が削られがちという側面があります。これは、薬剤師の人材不足を理由とするものですが、休日出勤や残業も多く、時短勤務中の人が残業をする状況に陥ることさえあります。
有給を取得することは出来ますが、その時には他店舗も含めた、他のスタッフにしわ寄せがいってしまいます。それが気になり、有給が取りにくいと感じる人もいます。
仕事の拘束時間が長いことを理由として、水戸薬局を退職する薬剤師も少なくないので、プライベートを重視する人は、要注意です。決して、ワークライフバランスが良好とは言えない会社なので、現状について事前に確認したうえで、じっくり検討することをオススメします。
相談先としてオススメの薬剤師専門転職会社
本文中において、何度か触れた転職会社ですが、下記の会社は長年に渡って薬剤師の転職支援に取り組んできているので、相談先として最適です。(水戸薬局への支援実績もあります。)
<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>
ただ、水戸薬局から新規求人が出た時には、どの転職会社経由で求人情報が公開されるのか分からないので、求人を探す時には、複数の転職会社を同時にあたったほうが、より確実です。
問い合わせたタイミングで、求人が存在しない時には、求職者登録(会員登録)をしておけば、新たに募集がかかった時には、すぐに教えてくれます。自分でチェックする必要がないので便利です。
また、当然、こういった転職会社は他の薬局の求人情報も押さえているので、周辺地域の薬局の求人情報と比較して、より好条件の会社を紹介してもらうといったことも可能です。