『あさひ調剤って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、あさひ調剤の就労環境について、まとめています。
現在、あさひ調剤で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、あさひ調剤の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
あさひ調剤の会社概要
あさひ調剤は、全国に300店舗以上の調剤薬局を展開するアイングループの子会社です。東京・埼玉を中心に80以上の店舗がありましたが、子会社化に伴う名称変更などで、「あさひ調剤」として店舗を運営しているのは13店舗のみになります。(2016年6月現在)
店舗の数自体は減ってしまいましたが、親会社が大きいこともあり、会社自体は安定しています。また、今後も事業拡大を図る方針であるため、人材の獲得には力を入れており、薬剤師の求人についても、常に募集がかかっている状況です。
新卒採用はもちろんのこと、中途採用についても正社員・契約社員・パートタイマーと、雇用形態別に募集されています。前途のようにアイングループの一員になったことで、採用募集もグループ全体で行っており、応募する時には、アイングループの公式サイトからエントリーする流れになっています。
http://www.ainj.co.jp/recruit/pharmacist/career/
中途採用は常に募集がかかっており、いつでもエントリー出来る状態ですが、採用後、あさひ調剤へ配属されるかどうかは定かではありません。全国で300店舗以上を展開するアイングループにあって、あさひ調剤は関東に10店舗ほどしかないからです。
店舗数が少ないため、どうしても人員の空きが出る頻度が少なくなってしまいますし、希望が通る可能性は低いと考えておいたほうが無難です。
あさひ調剤が個別で求人を出すケースもありますが、あくまで人員不足を解消する目的なので、正社員・パートの縛りがあったり、希望する時間帯に勤務出来ないなど、自分が希望している労働条件と一致しないケースもあり得ます。
また、このような場合、企業は転職会社を通じて求人を出すことが多いので、アイングループの公式サイトから直接応募するよりも、転職会社に問い合わせをしたほうが早いです。
あさひ調剤への配属の可能性について、事前に確認することができますし、実際に求人が発生している場合には、アイングループの採用面接をパスするためのアドバイスを受けることも出来ます。
また、転職会社は、他の薬局からの求人案件も多数取り扱っているので、他の薬局から、より好条件の求人が出ている時には、そういった求人を紹介してもらうことも出来ます。
このように、転職会社は何かと役立つ存在なので、積極的に活用することをオススメします。このページの最後に、薬剤師の転職支援実績が豊富な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
あさひ調剤の就労環境について
あさひ調剤の就労環境で特筆すべき点は、薬剤師を育てる環境が整っているということにあります。新卒採用はもちろんのこと、中途採用でも、入社時研修、新任薬局長研修、薬局長研修、マネージャー研修、海外研修、認定薬剤師取得支援制度など、薬剤師としてスキルを高めるための支援制度が数多く、用意されています。
一方、あさひ調剤のマイナス点をあげるとすれば、激務であるということです。その背景には、事業拡大を原因とする、人員不足という問題があります。グループ全体で薬剤師の数が足りないため、既存店舗で人員が不足していても、新しい店舗に人を送り込むなど、やりくりをして凌いでいる状態です。
そのため、勤務するスタッフにかかる負担は大きく、店舗によって営業時間や休みは異なりますが、基本的には忙しいと考えておいたほうがいいです。
また、仮に配属先の店舗に十分な数の薬剤師が配属され、業務負担が少なかったとしても、そういった時には、他の店舗にヘルプに行くことを余技なくされるといったことが日常的に発生するため、やはり負担は大きなものとなります。
プライベートを重視する人にとっては、あまり望ましい状況ではないので、この点はよくよく注意するようにしてください。(店舗間で状況が違うので、本気で転職を考える時には、配属の可能性がある店舗の実情について、事前に確認することをオススメします。)
薬剤師の待遇について
あさひ調剤の場合、待遇面については、比較的しっかりしていると言えます。母体となるグループの規模が大きいということもあり、一通りの福利厚生は整っています。産前・産後休暇や育児休暇制度もあり、結婚後も仕事を続ける女性社員が多いです。
ただし、年功序列の風土がある会社であるため、管理職へ昇進するまでには時間がかかります。成果を出したから即昇進というわけにはいかないため、キャリアアップ志向が強い人にとっては、不満を感じる体制かもしれません。
実際、モチベーションを維持することが出来ず、他社へ転職したという人も存在します。ただし、先ほども触れたように、薬剤師としてのスキルを高められる環境が整っている会社ではあるので、自己成長という観点では、満足出来るかもしれません。
このあたりは、転職会社からも話を聞いて、あさひ調剤が納得出来る企業であるかどうか、入念に確認するようにしてください。
薬剤師の転職支援実績が豊富な転職会社
冒頭でも触れましたが、あさひ調剤の求人情報を正確に入手するには、転職会社に問い合わせるのが、最も確実です。下記の会社であれば、薬剤師の転職支援実績が豊富ですし、あさひ調剤の実情を把握しているので、相談先として最適です。
<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>
なお、薬剤師として働くことを考えた場合、あさひ調剤の就労環境にはメリットとデメリットがあり、転職すべきかどうかという点については、その人が会社や仕事に求めることによって、判断が変わってきますが、こういったことについて、転職会社に相談するのもアリです。
彼らは転職のプロですし、薬剤師の転職市場動向に精通しているので、他社とも比較しながら、あさひ調剤が、あなたにとって最適な職場なのかどうか、客観的な視点でアドバイスをしてくれます。転職先選びに悩んだ時には、是非話を聞いてみてください。