『ウエルシア薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ウエルシア薬局の就労環境について、まとめています。
現在、ウエルシア薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、ウエルシア薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
ウエルシア薬局の会社概要
東日本を中心に調剤併設型ドラッグストアを展開している大手薬局チェーン、ウエルシア薬局。業績は好調を維持しており、既存店の売上高が伸びるとともに、新規店舗の出店も相次いでいます。その主軸となっているのが調剤部門であり、薬剤師に対する求人需要は旺盛です。
新卒・中途を問わず、積極的に応募をかけています。このページでは、ウエルシア薬局の中途採用求人の概要や転職者の年収・就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。
ウエルシア薬局の中途採用事情
前途のように、ウエルシア薬局は「調剤併設型」のドラッグストアですから、薬剤師の存在が必要不可欠になります。そのため、常に薬剤師が募集されていますが、中途採用の場合、下記の2パターンに分かれて、採用がかかっています。
・薬剤師(正社員)
・薬剤師(パート・深夜アルバイト)
どちらの条件で働くにしても、保険調剤・OTC医薬品販売管理などの薬剤師としてのスキルが求められることにます。ただし、「薬剤師として●年以上の実務経験が必要」と言った、細かな条件があるわけではありません。
選考は適性検査と面接という形で行われ、どちらかといえば人物重視の採用となるため、薬剤師としての就労経験が浅い人、全くの未経験という人でも、採用されるチャンスは十分にあります。
勤務地は、ウエルシア薬局の店舗がある東日本の各地域となります。正社員募集については、応募の段階から勤務地の希望を出すことはできませんが、パート・深夜アルバイトの場合、勤務地・時間帯について、細かく希望を出すことが出来ます。
ウエルシア薬局社員の年収について
正社員として働く場合、給与は年俸制となり、12回に分けて支給されることになります。年俸には賞与も含まれていますので、別途賞与が支給されるということはありません。パート・深夜アルバイトの場合は時給制となります。具体的な年収例としては、以下のようになります。
- 薬剤師 中途 28歳 680万
- 薬剤師 2年目 650万
- 薬剤師 非正社員(週1回勤務)100万
同業他社と比較しても、年収は高めと言えます。ただし、実働9時間を前提とした給与となるので、このことは認識しておいたほうがいいです。一般的には、1シフトは実働8時間ですが、ウエルシア薬局の場合、1時間の時間外労働が組み込まれています。それを含めた年収です。
実働9時間であることを差し引いても、決して年収が低いわけではありません。ただ、労働時間の違いを知らずに年収だけを比較すると、転職先を決める時に誤った選択をすることにも、つながりかねないので、労働時間のことは、しっかりと把握しておくことをオススメします。
正社員の場合、年俸は経験や能力などを考慮したうえで、規定により決定されます。当然、薬剤師として豊富な経験を積んでいる人ほど、高い年俸が期待出来ますが、もう一つ、年俸を決める要素として、転勤が可能かどうかというのが、重要なポイントになります。
ウエルシア薬局は、全国各地に店舗をチェーン展開しています。地方都市など、薬剤師が不足している店舗もあるので、そういった地域に異動が可能な人は、会社側からみると、貴重な存在です。
そのため、異動を受け入れる社員に対しては、より高い年俸を提示する傾向が強くなっています。年収が100万円ほど変わる可能性もあるので、勤務地にこだわりがない人は、転勤可ということを伝えておいたほうがいいです。
パート・深夜アルバイトの場合は、働く時間・日数によって年収が変わってきますが、時給2400円~2600円程の給与が見込めます。勤務時間の融通が利くので、プライベートや家庭を重視しながら、無理のない範囲内で働きたいという人でも、問題なく仕事出来ます。
ウエルシア薬局の人事評価・昇給制度について
ウエルシア薬局には、社内独自の評価制度があります。ただ、全店舗共通の細かな評価基準があるわけではありません。具体的には、自己評価アンケートを取り、それを元に評価をされるという仕組みです。つまり、店長の裁量・評価の仕方によって結果が変わってくることになります。
評価する側の店長は薬剤師とは限りません。薬剤師の業務に疎い人もいます。そのため、単純に残業時間や勤務態度だけで評価されるケースが多いです。もちろん、真面目に働くことが評価されるのは悪いことではありませんが、薬剤師としての評価を求める人にとっては、物足りなく感じる評価制度と言わざるを得ないのが実情です。
ウエルシア薬局の就業環境、ワークライフバランスについて
ウエルシア薬局は、ワークライフバランスに優れているとは言えません。一番の要因としては、ドラッグストアということで、店舗の営業時間が長いことにつきます。平日も深夜まで営業していますし、お正月やお盆休みも、あまり関係ありません。むしろ繁忙期となり、通常よりも業務負担が増えることが珍しくありません。
シフト勤務になるので、長時間労働を強いられるわけではありませんが、勤務時間がバラついたり、希望の休みが取れないといったケースは出てきます。特に正社員として働く場合、パート・アルバイトの休みの希望が優先されるので、自分の希望を通すことは極めて難しくなっています。
結果として、有給を消化出来ないという社員が多くなります。店舗間の差が大きく、なかには、比較的休みが取りやすいという店舗もあるようですが、正社員の場合、配属店舗は事前には分からないので、転職する時には、忙しいものと覚悟しておいたほうがいいです。
女性の働きやすさ
ウエルシア薬局は、女性が働きにくいと感じるような職場ではありません。女性の比率自体が高いですし、店長などの役職に就いている女性もいます。男女平等が当たり前のように馴染んでいる職場と言っていいでしょう。
ただし、それは人間関係に限ったことです。労働条件を見てみると、女性にとっては働きづらい要因がいくつか出てきます。まず、店舗が深夜まで営業しているため、その時間まで仕事をすることになります。
また、休みも取りにくいです。特に、小さなお子さんがいて、働きながら育児をする場合、希望の日に休みを取ることが難しいですし、急な休みや遅刻も周りに迷惑をかけてしまうことになります。
薬剤師の場合、1人で勤務することが多いですし、人員に余裕がない店舗が少ないので、替えがきかないことが多いためです。
ウエルシア薬局の転職に成功するためのポイント
ウエルシア薬局に転職する時には、薬剤師としてのスキルだけではなく、他人と上手くコミュニケーションを取れることが、重要な要素になってきます。店長やパートの店舗スタッフ、ビューティーアドバイザーなど、様々な職種の人が、1つの店舗の中で働いているからです。
同じ薬剤師や、医療関係者が多い薬局や病院とは、違った意味でのコミュニケーションが必要になります。
当然、お店によって雰囲気や環境はガラリと変わります。同じウエルシア薬局でも、店舗によって当たり外れがあると言っても過言ではありません。実際に働いてみると、働きにくい職場だと感じることもあるでしょうし、不安だったけど、気の合う人ばかりだったということもあるでしょう。
働きやすい店舗かどうかは、実際に仕事に就いてみないとわからないことであり、それを事前に知ることは難しいです。そのため、対処法としては、転職エージェントに相談するのがオススメです。
「調剤併設型ドラッグストアで働く薬剤師の環境はどうなのか…」
「ウエルシア薬局はどうなのか…」
エージェントであれば、各薬局の実情を把握しているので、自分が抱えている不安や疑問について、貴重なアドバイスをもらうことが出来ます。
また、転職エージェントの担当者は、「転職して良かったと思っている薬剤師」、転職に失敗したと思っている薬剤師」など、たくさんの人を見てきているので、転職に成功するための秘訣や、失敗の原因・傾向について、教えてもらえたりもします。
その結果として、転職をしないというのも1つの選択肢になりますし、その時には、代替となるような選択肢=違う会社を紹介してもらうことも可能です。転職エージェントは、自分が納得して今後の仕事を決めるうえで、力になってくれる貴重な存在です。
下記のエージェントであれば、ウエルシア薬局への転職支援実績を豊富に持っているので、相談相手としては最適です。是非、色々とお話を聞いてみてください。
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薬剤師の転職支援を行うエージェントは、ほかにも多数存在しますが、そのなかでも最大手となるのが、上記の4社なので、これらのエージェントに相談しておけば、まず間違いなしと考えてください。