『ザグザグって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、ザグザグの就労環境について、まとめています。
現在、ザグザグで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、ザグザグの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
ザグザグの会社概要
2007年に第一号店を開店して以来、岡山県を中心に、広島県、香川県、兵庫県、愛媛県、島根県、徳島県において、145店舗を展開している、大手ドラッグストアチェーン、ザクザク。(うち26店舗は調剤併設型店舗となっています。)
ザクはラテン語で「一方向に進む」という意味であり、これを重ねることで、「一方向にだけでなく、物事にとらわれないで自由に進もう」という意味を込めています。そういった企業精神のもと、従来のドラッグストアの発想にとらわれず、様々な発想で事業を展開してきている会社です。
たとえば、2012年には、介護事業に参入、デイサービスを開所するとともに、福祉用品の賃与・販売事業、住宅改修事業などを展開しています。
また、イオンと業務提携を結んで、一部の店舗にイオン銀行のATMを設置したり、日用品・生鮮食品も販売を手掛けたりしています。
2017年には、九州・中国・四国地方において、242店舗を展開している、ドラッグストアモリの傘下に入りましたが、ザクザクの称号はそのままで、新規店舗を相次いでオープンさせるなど、現在も、積極的に事業規模を拡大しています。
このページでは、ザクザクにおける薬剤師の求人傾向、求人情報の入手方法や薬剤師の年収・就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。
ザクザクにおける薬剤師の求人情報
ザクザクでは、正社員・パート・アルバイトの薬剤師を募集しています。公式サイト内に、募集要項が記載されているので、詳細については、そちらで確認するようにしてください。
http://www.zagzag.co.jp/
中途に関しても、薬剤師の免許があれば、経験・年齢は問わないとしているので、気軽に応募できます。ただし、経験者のほうが、給与など条件面は厚遇されるので、もちろん、実務経験がある人のほうが有利です。
なお、これは、パート・アルバイトでも一緒です。こちらも、経験不問となっていますが、調剤経験が3年以上あるかどうかで、時給額が大きく変わってくるので、注意してください。
(パート・アルバイトの場合、勤務時間が、1週間あたり30時間以上になるかどうかでも、時給が変わってきます。)
また、正社員の場合、応募する時に、転職を伴わないエリア社員と転居を伴うナショナル社員の2つに分かれますが、ナショナル社員のほうが、条件面は良くなるので、転勤が気にならない人は、こちらを選択することを、オススメします。
※補足
エリア社員の場合、自宅から通える範囲での店舗異動はありますが、転居が必要となるようなことはないので、家族がいるなど、自宅通勤を希望する人には、オススメです。
求人情報の入手方法について
ザクザクでは、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらからでも、求人情報を入手することが出来ます。
公式サイト・転職会社のどちらでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、薬局や病院、ドラッグストアなど、様々な薬剤師求人を扱っているので、ザクザク以外の求人のことについても、知りたい時には、まとめて教えてくれるので便利です。
このページの最後に、薬剤師の転職支援を得意とする転職会社を、リストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の給与体制について
ザクザクの給与体系ですが、基本給に加えて、薬剤師手当、通勤手当が支給されるといった形となります。役職者であれば、別途、特別手当が付きます。賞与は年2回(6月、12月)、昇給は年1回、毎年12月に給与改定が行われています。
福利厚生に関しては、社会保険が完備されているほか、定期健康診断、社員購入割引制度、社員持株制度が用意されています。
モデル年収ですが、調剤経験3年(30歳)の薬剤師で、600万円前後、薬局長クラス(40歳)であれば、700万円前後が一つの目安になると、捉えておいてください。
なお、ザクザクの場合、調剤とOTCのどちらも扱う総合薬剤師と、OTC専門の薬剤師に分かれますが、総合薬剤師だと、OTC薬剤師より、薬剤師手当が2万円程度高くなります。
また、ナショナル社員には、社員手当や地域手当が上乗せされる形となるので、先ほども触れたように、エリア社員よりも、待遇面は良くなります。
中途採用で入社する時の注意点
公式ホームページでも記載されていますが、中途採用の場合、実績や経験、年齢などを考慮して、給与額が算出されることになります。
ただし、ここは、会社側との交渉次第という要素もあるので、会社側から提示された給与額に納得がいかない場合には、自分が希望する条件を伝えて、話し合うことをオススメします。
ザクザクは、毎年、昇給の機会が設けられていますが、そうはいっても、大幅にアップすることはないので、入社時に設定される給与額というのは、極めて重要です。(現在の給与をもとに、昇給額が計算されるので、入社時の給与というのは、その後の昇給にも影響を与えます。)
その反面、転職する時というのは、一番、交渉がしやすいので、このタイミングを逃すのは、非常にモッタイナイです。ここで妥協してしまうと、後々まで、後悔することになり兼ねないので、しっかりと交渉することをオススメします。
もし、こういった交渉が苦手ということであれば、前述した転職会社に代行してもらってください。彼らは転職のプロなので、交渉に慣れており、上手く話を進めてくれます。転職会社に交渉してもらうことで、思いがけずに好条件で決まるケースもあるので、遠慮せずに依頼してください。
薬剤師の就労環境について
ザクザクの就労環境ですが、勤務時間は9時~19時(一部の店舗では、8時~20時)となり、そのなかで、月160~175時間勤務するという、シフト制となります。
月8~9日の公休日がある週休二日制となり、休日出勤の機会は殆どないので、平常の休みは確保出来ます。
また、入社3年目以降は、年に1回5連休が取得出来るリフレッシュ休暇も利用出来るようになるので、休暇制度に関しても、まずまずです。
残業については、全店舗共通で、ゼロに近い状態です。(退社時間になると、会社側から強制的に終業を指示されるぐらいです。)
そのため、ザクザクは、平日でも、プライベートの時間を確保出来るので、休暇体制と合わせて、ワークライフバランスを重視する人にとっても、まず満足出来る職場と言えるでしょう。
成長環境・教育制度について
ザクザクは、社内教育制度の整備に努めている会社であり、薬剤師としての専門スキルを磨くための研修から、接客スキルを学ぶための研修、マネジメントスキルを学ぶための研修まで、様々な教育プログラムが用意されています。
これらのプログラムは、新卒・中途を問わず、誰でも自由に参加出来るので、ブランクがある人や未経験者でも、安心して働くことが出来ます。
女性の働きやすさについて
ザクザクは、男女で仕事の内容や責任分担に違いが生じるようなことがなく、同じ立場で働けるので、女性だからといって、何か不利な状況に置かれるということは、まずありません。昇給・昇進の機会も公平なので、女性であっても、キャリアアップが、十分に見込めます。
また、産前産後休暇・育児休暇が整備されていますし、復帰後には、一時的に、パートに切り替えて、勤務時間を減らすといったことも出来るので、子育てを重視する人にも、オススメの環境です。(パートになった場合、勤務時間を自分で指定することも認められています。)
ちなみに、先ほど触れたように、ザクザクは教育制度がしっかりしているので、子育てでブランクがある人が、薬剤師として、また働き始めるのにも、良い職場です。
ザクザクの転職としての価値
ここまで、ザクザクの就労環境について、様々な角度からお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
退職金制度がないことはマイナスですが、その分、年収は他社と比べても、高めに設定されていますし、福利厚生も充実しているので、退職金分が、今の待遇に含まれていると考えれば、トータルで見て、悪くない待遇と言えます。
また、ザクザクは、社内教育制度が充実しているので、薬剤師としてのスキルを高めたいと考えている人にとっても、魅力が高い職場と言えます。
転職候補として、十分にオススメ出来る会社ですが、その反面、ザクザク以上の好条件を提示する求人が見つかる可能性がないとは言い切れないので、色々な求人を見比べたうえで、最終判断を下すようにしたほうが賢明です。
下記に、ザクザクの薬剤師求人を扱う転職会社をリストアップしておきますが、どの転職会社も、様々な薬剤師求人を扱っているので、ぜひ、他社の求人についても、問い合わせてみてください。
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