『南山堂薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、南山堂薬局の就労環境について、まとめています。
現在、南山堂薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、南山堂薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
南山堂薬局の会社概要
関東・東海・北陸・関西を中心に約80の店舗を展開する南山堂薬局。運営母体である『南山堂ホールディングス』は、建設内装業を手掛けていることから、各医療機関と連携する形で、医療モールの設立にも携わっています。
そういった背景から、南山堂薬局は、医療モール内の店舗が中心となっています。地域密着型のサービスを展開するため、在宅訪問調剤に注力する一方で、利便性・プライバシー保護の観点から、薬剤の受け渡しをドライブスルーで行うなど、斬新な試みも行っています。
かかりつけ薬剤師の役割を担いながら、予防医学の観点からも、地域住民の健康維持や増進を支援するよう、様々な取り組みを行ないながら、着実に店舗を増やしているので、薬剤師に対する求人需要は高く、常に、新しい人材を募集しています。
このページでは、南山堂薬局における薬剤師求人の傾向、求人情報の入手方法、および、薬剤師の年収・就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。
南山堂薬局における薬剤師の募集状況
南山堂薬局の薬剤師求人ですが、正職員とパートに分かれる形で、募集がかけられています。パート職員でも、週30時間以上、勤務することが出来れば、賞与・退職金ありの準社員として、採用されることになります。
応募条件に関しては、未経験者、ブランク有りの薬剤師でも、応募可能とする店舗もあれば、調剤経験を有することが必須条件となる店舗もあるなど、店舗ごとに異なるので、自分が希望する勤務エリアの店舗の募集要項を確認するようにしてください。
求人情報の入手方法
公式サイト内に、採用情報ページが用意されており、そちらから募集要項について確認することが出来ます。ただし、どの店舗から募集がかかっているのかは、サイト内には記載がなく、人事担当者にメール・電話で問い合わせる形になります。
http://www.nanzando.co.jp/guidelines.html
なお、公式サイト内には、エントリーフォームが用意されており、そちらから応募することが出来ますが、その際には、希望勤務地を記載することになるので、とりあえず、エントリーして、募集対象となる店舗や、その店舗の応募条件等について、折り返し連絡をもらうというのもアリです。
もしくは、南山堂薬局は、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらに問い合わせることでも、求人情報を入手することが可能です。
公式サイト、転職会社、どちらでも、入手出来る情報は一緒ですが、転職会社の場合、様々な企業の求人情報を扱っているので、南山堂薬局だけでなく、他社の求人のことについても知りたいという時には、まとめて教えてもらうことが出来ます。
希望勤務エリアにおいて発生している、求人のなかから、給与や勤務形態など、自分が求める条件に合致するものだけを抽出して、紹介してもらうといったことも出来るので、探す手間が省けて便利です。
このページの最後に、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、色々な会社の薬剤師求人をチェックしてみたいという時には、うまく活用してください。
南山堂薬局に勤務する薬剤師の年収・給与体系について
薬剤師の給与体系は、基本給に各種手当、年2回の賞与(実績年4ヶ月分)が支給されるといったものとなります。
基本給は、未経験者で27万円ほど、経験者の場合、実績に応じてということになり、店舗のリーダーとして活躍出来るだけの実力があれば、50万円以上も見込めます。また、管理職になれば、60~70万円まで伸びることもあるので、なかなかの給与水準となります。
また、南山堂薬局は、残業代は全額支給が基本なので、この分も加味すると、調剤未経験者でも、初年度から年収500万円以上になる可能性があります。
福利厚生については、社会保険完備、借上社宅制度(遠方者入居条件を満たす人対象)、退職金制度、薬剤師賠償責任保険、通勤手当、調整手当、役職手当、薬剤師手当(一律5万円)など、こちらも充実しています。
一方、パートに関しては、時給2000円~2500円というのが一つの目安です。前述したように、週30時間以上だと、準社員としての登用もあります。
中途採用で入社する時の注意点
中途の場合、経験、年齢、勤務地域などを考慮して、基本給が算出されることになりますが、交渉次第で、数字が変わってくるという要素もあるので、南山堂薬局から提示された金額に納得がいかない時には、希望条件を伝えて、交渉することをオススメします。
南山堂薬局は、薬剤師の給与水準が高い会社だけに、交渉することで、給与の上積みに成功する可能性が高く、それだけに、中途半端に提示額を受け入れてしまうのは、モッタイナイです。
もし、自分で交渉することに自信がないということであれば、先ほど触れた転職会社に代行してもらってください。
彼らは転職のプロなので、この手の交渉に慣れており、あなたの経歴や前職のお給与額などを条件に、うまく話を進めてくれます。その結果として、実際にうまくいくケースが多いので、交渉ベタな人の場合、下手に自分でどうにかしようとするよりも、最初から任せてしまったほうが賢明です。
南山堂薬局の就労環境について
南山堂薬局は、全店舗共通で、日曜・祝日が固定休のシフト勤務となりますが、勤務時間においては、各店舗で、微妙に異なります。
残業の有無においても、残業時間がゼロという店舗もあれば、毎月一定時間の残業が発生する店舗もあるなど、店舗によって、状況が異なるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。
なお、これは全店舗共通ですが、薬剤師の場合、有給の取得率が8割を超えているので、休みは取れやすいと考えて間違いなしです。
また、南山堂薬局は、広範囲に店舗を展開している会社ですが、薬剤師の場合、原則として、転勤を伴うような店舗異動はありません。
本人が希望すれば、異動することは可能ですが、基本的には、就職したら、ずっと、その勤務地において働き続けることになると考えてください。
業務内容については、薬剤師としての基本業務である、調剤・服薬指導・薬歴管理をメインに、店舗によっては、訪問による服薬指導、定期的に開催される健康フェアでの啓蒙活動なども担当することになります。
南山堂薬局は、地域活動への参加に積極的な会社なので、どの店舗においても、地域との関わりは強くなると考えてください。(そういった意味では、対人コミュニケーションが好きな人にとっては、自分の特性を活かせる、面白い職場だと思います。)
成長環境について
南山堂薬局は、薬剤師のスキルアップに対する意識が高い会社であり、薬剤に関する研修、在宅医療・地域医療に関する勉強会、マネジメント研修、管理薬剤師研修などを、定期的に開催しています。
また、学会への参加を奨励したり、認定薬剤師の資格取得を全面的に支援している会社でもあるので、スキルアップを図る機会というのは、非常に充実しています。
元々、幅広い処方科目に応需している薬局なので、調剤のスキルが磨かれますし、在宅医療の経験も積めるので、薬剤師としての自分を成長させたいという意欲が高い人にとっては、良い職場です。
女性の働きやすさについて
男性・女性、関係なく、同じ立場で仕事に取り組めますし、本人が望めば、管理薬剤師、店長、エリアマネージャーと昇進を目指すことも可能なので、キャリア開発に関心が高い女性にとっても、まず満足出来る会社となるはずです。
また、南山堂薬局は、子育て支援にも手厚く、産休・育休は整備されていますし、育児休業明けには、状況に合わせて、働き方を変えることが出来るので、無理なく働き続けることが出来ます。
(一度、パートに切り替えて、育児が落ち着いたら、フルタイム勤務へ戻るといったことも認められています。)
女性からすれば、ライフステージの変化に対応してくれる、働きやすい会社と言えます。実際、産休・育休の取得率、及び、復職率は、薬剤師においても非常に高いので、子どもがいる女性に対しても、オススメ出来る職場です。
転職としての価値
ここまで、南山堂薬局の就労環境について、様々な角度から、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。南山堂薬局は、店舗ごとに、就労条件に多少の違いが見られますが、全般的に給与額は他の薬局と比べても高いですし、福利厚生も充実しています。
就労環境も良好なので、転職を考えるには良い会社です。ちなみに、南山堂薬局は、社員の定着率も高いので、人間関係に関しても、問題なしと考えて、まず大丈夫です。ぜひ、転職先候補の一つとして、真剣に検討してみてください。
最後に、南山堂薬局の薬剤師求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、もっと、この部分について知りたいということがあれば、直接問い合わせてみてください。
また、先ほども触れましたが、転職会社は、様々な企業の求人情報を扱っているので、他社の求人を紹介してもらって、南山堂薬局と比べてみるのもアリです。比較することで、この会社の価値がよりハッキリしますし、もしかしたら、より魅力を感じる求人が見つかるかもしれません。
仕事を探す際に、選択肢が多いに越したことはないので、ぜひ、他社のことについても、聞いてみてください。(それで、どの会社にしようか迷った時には、転職先選びについて、相談することも出来ます。)
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