マリーングループの薬剤師中途採用事情

※2019年7月追記
京都、滋賀など、関西圏を中心に、マリーングループは薬剤師を募集する求人を出しています。

 

中途採用に関しては、マリーングループは転職エージェントを通じて、告知していますが、現時点においては、マイナビ薬剤師、グッピーの2社が最も求人数が多くなっているので、これらのサイトをチェックしてみてください。

 

(ちなみに、この2社だと、マイナビ薬剤師のほうが多いです。)

 

薬剤師の資格があれば、誰でも応募可能ですが、給与はこれまでの勤続年数をベースに、設定されることになります。本人のスキルも考慮されるので、個人差が生じますが、おおよその目安としては、こんなかんじです。

 

勤続年数

月収

年収

未経験

25万円

380万円

1年

26万円

430万円

3年

30万円

480万円

5年

31万円

500万円

5年(管理薬剤師経験アリ)

35万円

600万円

決して高額ではないので、勤務エリアによっては、もっと高い給与を出してくれる会社がみつかると思います。

 

ただし、マリーングループは、社内教育がしっかりしているなど、給与以外のメリットが大きい薬局でもあるので、複数の視点から検討したほうがいいです。

 

マイナビ薬剤師、グッピー、どちらも、様々な企業の求人情報を扱っており、薬剤師の転職市場動向に精通しているので、マリーングループへの転職という判断がアリなのかどうか、相談してみるといいです。

 

どんな職場で働きたいのか、希望条件を伝えれば、最も、その条件に見合う薬局やドラッグストアを推薦してくれるので、そのなかから選べば、失敗することはないでしょう。

 

マリーングループの求人を扱っている転職エージェント

 

『マリーングループって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、マリーングループの就労環境について、まとめています。

 

現在、マリーングループで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、マリーングループの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

マリーングループの会社概要

近畿から関東まで、150以上の店舗を展開している調剤薬局チェーン、マリーングループ。平均年齢35歳という若い社員が多い会社ですが、この5年間で約70店舗を新規出店している、成長力のある会社でもあります。

 

1995年に兵庫県に第一号店をオープンして以来、驚異的なペースで、店舗を広げ、最近では東京への進出も果たしています。

 

また、ほかの調剤薬局チェーンには見られない特徴として、海外展開を本格化させており、中国の上海や大連、ベトナムのホーチミンなど、アジア各地において、店舗を出店しているので、海外志向がある人にとっても、オススメの会社です。

 

薬剤師が働く職場として見た場合、マリーングループにおいては、薬剤師は店舗内での調剤業務以外にも、プライベートブランドの開発、在宅医療、新規店舗立ち上げなどに従事するケースが多く、様々な仕事を経験することが出来ます。

 

(近年では、組織拡大のペースが速く、大量に薬剤師を採用しているので、新卒薬剤師の教育を専任で担当するというケースも出てきます。)

 

薬剤師として働きたいけど、調剤業務だけで終わりたくないという人にとっては、キャリアアップの道筋が幾通りも描けるので、やり甲斐があると思います。(自分が目指す方向性を追求することも出来れば、経験を積むなかで、新しい可能性を模索するということも、出来ます。)

 

薬剤師を募集する求人が、常時多数発生しており、転職しやすいということもあるので、興味がある人は、マリーングループへの転職を、本格的に検討してみるといいでしょう。

 

このページでは、マリーングループにおける中途採用求人の特徴、および、薬剤師の年収、就労環境などについてまとめていますので、その際の参考にしてください。

 

マリーングループにおける、薬剤師募集求人の特徴

現在、マリーングループでは、正規職員としての薬剤師を募集しており、公式サイト内にある、採用情報ページからエントリーすることが出来ます。
http://www.marinegroup.jp/recruit/

 

繰り返しになりますが、マリーングループは、現在、大きく発展しているので、募集人数は多いです。薬剤師免許があれば、経験不問となっており、未経験者やしばらく現場から離れていた人でも応募可能なので、経験・スキル面で不安がある人も、大丈夫です。

 

なお、経験者であれば、優先的に採用されますし、条件面などで優遇される可能性が大です。

 

ちなみに、中途採用に関しては、マリーングループは、転職会社経由でも募集をかけているので、そちらからでも応募することが可能です。このページの最後に、薬剤師の転職支援を手掛ける転職会社で、代表的なものをリストアップしておきますので、参考にしてください。

 

マリーングループの年収・給与制度について

マリーングループにおける薬剤師の給与水準ですが、未経験者が中途採用で入社する場合、薬剤師手当(4万円)、固定残業代25時間相当分(5万円)込みで、月給25万というのが、最低ラインとなります。ここに賞与がプラスされるので、年収換算だと400万~500万ほどになります。

 

経験者だと、過去の実績や経験などに応じて、基本給がアップするので、実績次第では600万円前後の年収も期待出来ます。

 

なお、残業代に関しては、固定残業分を超えたものについては、実働分が追加支給されることになるので、サービス残業はなしです。

 

福利厚生については、各種保険・年金が完備されているほかは、薬剤師賠償責任保険制度が用意されているぐらいであり、あまり特筆出来るものはありませんが、勤務地によっては、住宅手当が支給されることがあります。

 

また、最長1週間無料でレンタル出来る社内高級車レンタカー制度、保養所やホテル、系列飲食店の優待利用制度は用意されており、社員の利用率は高いようです。

 

中途採用で入社する時の注意点

先ほども触れましたが、経験者の場合、それまでの職歴・経歴をもとに、給与額が算出されることになります。しかしながら、この数字は、交渉次第で大きく変わるので、会社側からの提示額に満足出来ない時には、自分の希望額を伝えて、しっかり話し合うようにしてください。

 

ここで妥協して、会社側からの提示額を受け入れてしまうと、後々、後悔しかねないので、要注意です。もし、条件交渉を自分で実行する自信がないということであれば、前述した転職会社に代行を依頼してください。

 

彼らは転職のプロなので、この手の交渉経験を豊富に有していますし、マリーングループの社内事情を把握しているので、うまく話を進めてくれます。

 

給与アップに成功したという事例が多々あるので、交渉が苦手という人の場合、自分で何とかしようとするよりも、任せてしまったほうが賢明です。

 

就労環境について

マリーングループは、日曜・祝日が固定休となり、月曜日から土曜日までの週40時間、シフト勤務制です。早番・遅番がありますが、細かい内容は各店舗によって異なります。

 

薬剤師の場合、残業時間は、それほど多くはないようですが、ここも店舗ごとに変わるので、気になる人は、自分が希望する勤務エリアの店舗の状況について、事前に確認しておくようにしてください。

 

休暇については、有給休暇に加えて、夏季冬季休暇、特別休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇などが用意されており、おおよそ平均的なものと言えます。

 

社内教育制度・成長環境について

マリーングループにおける社内教育体制ですが、まず入社初年度には、全員を対象として、OJT研修が行われ、経験豊富な先輩薬剤師から、技術指導を受けることになります。(経験豊富な人が中途で入社した時には、状況に応じてということになるようです。)

 

このOJT研修は実践的なものであり、かつ、エリアマネージャーが、店舗の状況を判断にして、研修内容を変更するなど、臨機応変に対応するようになっています。マリーングループでは、薬剤師がエリアマネージャーを務めているので、このあたりの対応力は、しっかりしています。

 

その後も、エリア単位で行われるスキルアップ研修、兵庫県にあるマリーングループ研修センターにおいて、開催される集合研修、医師や薬剤師会長などを招いての講演といったものが、定期的に開催されており、常に最新の知識・スキルをキャッチアップすることが出来ます。

 

また、マリーングループは、経験や年齢を問わず、積極性がある社員、仕事で結果を出す社員に、チャンスを与える会社であり、意欲と実力が認められれば、入社1年目でも管理薬剤師に昇進することがありますし、入社後2~3年で、エリアマネージャーに昇格する人もいます。

 

また、冒頭でも触れたように、マリーングループは海外での店舗展開を積極的に進めているので、海外赴任を志望すれば、海外支店に転勤させてもらえるケースもあり、やる気さえあれば、幾らでも経験を積んで、自分を高めることが出来る環境です。

 

女性の働きやすさ

女性の働きやすさについてですが、最初に触れたように、マリーングループは平均年齢が若い会社なので、子育て世代も多く、産休や育児休業など、子育てに対する理解が厚い職場です。(産休・育休の取得率は高いです。)

 

ちなみに、元々、マリーングループは夜勤がない会社ですし、サポート体制がしっかりしている会社なので、子育てが一段落したので、また薬剤師として働きたいという女性にとっても、働きやすい職場と言えます。

 

また、キャリア形成ということに関しても、マリーングループは、仕事の割り振り、責任分担について、男女差がない会社ですし、昇進の機会についても男女平等なので、キャリア志向が強い女性にでも、やり甲斐を感じることが出来るはずです。

 

マリーングループの薬剤師の転職先としての価値

ここまで、マリーングループの就労環境について、様々な角度から見てきましたが、いかがだったでしょうか。

 

マリーングループの給与水準は、薬剤師としては、ごく平均的なものとはありますが、とても自由な社風で、自分の興味があるキャリアを志す場合、会社からのバックアップを受けて、その道を追求することが出来ること、年齢問わずキャリアアップ出来ることなど、目指したい道が明確な人や選択肢に自由度を求める人にとっては、魅力を感じる会社だと思います。

 

中途に関しては、経験者優遇ではありますが、未経験者に対する教育体制がしっかり整っていますし、先輩スタッフも細やかにフォローしてくれます。何よりエリアマネージャーが薬剤師なので、何かと働きやすいと思います。

 

もちろん、誰にでも合う完璧な会社というのは存在しないので、最終的には、自分自身の価値観と照らしあわせながら判断して頂きたいのですが、少なくても、転職先候補として、検討するだけの価値が十分にある会社であることには間違いないので、ぜひ、一度真剣に考えてみてください。

 

最後に、マリーングループの中途採用求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、自分に合う会社なのかどうか、判断が付かないということであれば、相談してみてください。客観的な視点で分析してくれるので、参考になります。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人案件を保有しているので、他社の求人を紹介してもらうのもアリです。他社の求人と比較することで、マリーングループの価値が、さらに明確になりますし、もしかしたら、より魅力を感じる職場が見つかるかもしれません。

 

転職先を決める際に、候補が多いに越したことはないので、ぜひ、他社のことについても、話をしてみてください。

 

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