日本調剤

 

『日本調剤って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、日本調剤の就労環境について、まとめています。

 

現在、日本調剤で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、日本調剤の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

日本調剤の会社概要

1980年創業、全国47都道府県に展開する大型調剤薬局チェーンです。ジェネリック医薬品の使用促進への取り組みが他社より抜き出ているのが特徴です。

 

教育研修に力を入れており、薬学の知識だけではなく、医師や患者と適切に意思疎通が出来るコミュニケーション能力や店舗運営のための管理能力、マーケティング能力など、幅広いスキルを学べるようになっているのが特徴です。

 

日本調剤が創り上げたeラーニングの研修システムは『日本調剤 薬剤師生涯教育プログラムJP Learning』として、一般公開されています。
http://www.jplearning.jp/

 

年収はどれくらい?

日本調剤の給与制度の特徴は賞与が高いこと。同業他社と比較しても高いと評判です。パートでも賞与をもらえる店舗が多いです。また、中途採用の場合、入社時の交渉で、ダメ元で高い数字を言ったら、すんなり通ったという声もあり、最初が肝心のようです。

 

残業代については、基本的に全額出ますが、担当エリアマネージャーによっても違ってくるようなので、最初にチェックしておくべきです。

 

もう一つの特徴として、資格手当が高いので、資格を持っている人はキチンとPRするべきです。

 

子育てに対する理解は? プライベートは?

女性が多い職場で、子育てに対する理解は高く、産休・育休制度が整っています。出産後、時短制度を使って復帰したという薬剤師さんも多いようです。ただし、管理職となると女性は少なく、課長・部長の大半は男性です。

 

全国展開している店舗なので、人間関係などで問題が出たときには、近くの店舗に異動することも出来ます。

 

店舗にもよりますが、基本的には配属されている薬剤師の数が多いので、定時に帰れることが多く、休みもしっかりと取れます。ただし、まれに忙しい職場があり、そういったところに配属されると、夜遅くまで働かざるを得なくなるので、事前に要チェックです。

 

スキルアップの機会は?

日本調剤は研修制度がしっかりしているため、調剤薬局を運営・管理するためのスキルを一通り学ぶことが出来ます。勤務薬剤師の数が多いので、激務に追われることなく、しっかり勉強しながら仕事に取り組むことが出来ます。

 

本人が希望すれば、複数店舗の運営といったマネジメント業務を経験することも可能です。日本調剤で学んだことを活かして、退職後、過疎地域の医療開発に関わるようになったという人もいます。

 

調剤業務については、総合病院前の店舗が多いため、色々な科の処方せんを経験することが出来る、エリア内の他店舗へのヘルプもあるので、色々な経験が出来るといったことで、スキルを磨きやすい環境と言えます。

 

日本調剤で働きたいという人が頭に入れておくべきこと

従業員からの評価が高い会社であり、それほど大きなマイナス要素はありません。

 

強いていえば、実業務(OJT)の教育体制は、店舗によりけりで、場合によっては殆ど何も教えてもらえない店舗もあるのがデメリットと言えます。

 

職場の雰囲気も店舗によって大きく変わるので、複数店舗を見学に行くという人が多いです。

 

総合評価

全体的にみて、働きやすい職場といえます。余裕を持って仕事に取り組める環境なので、スキルに自信がない人でも大丈夫ですし、子育てに対する理解もあるので、子供を持つママ薬剤師にもお勧めです。