長崎県、福岡県、熊本県の3県において、病院、診療所、老人介護施設を展開する青洲会グループ。長崎県の平戸市に青洲会病院を開設したのが、昭和59年(1984年)となりますが、その後、僅か30年のうちに、40近い医療施設・介護施設を展開する医療法人に成長しました。
地域密着型の医療機関、介護福祉機関として、地元住民からの信頼を得ており、『対応が丁寧』、『スタッフが優しい』、『待たなくて済む』と、高い評判を得ています。
そこからも分かるように、勤務スタッフの質は高く、前向きで明るい人ばかりなので、職場の雰囲気は良好です。
在籍している薬剤師は、平戸の青洲会病院、福岡の青洲会病院を中心に、約20名ほどですが、就労環境は良好であり、長崎・福岡において、病院勤務の仕事を探しているのであれば、青洲会病院は良い選択肢です。
このページでは、青洲会病院の薬剤師採用求人の概要、及び、年収、就労環境などについて、まとめていますので、参考にしてください。
目次
薬剤師の中途採用求人の傾向
平戸、福岡、双方の病院において、薬剤師が募集されています。調剤、鑑査、病棟管理、在庫管理といった業務を担当することになりますが、福岡病院については、注射製剤、注射薬混合調製業務も行うことになります。
どちらも薬剤師の資格を持っていれば、勤務経験などについては、特に問わないとしているので、未経験者でも応募可能です。どちらも正社員としての採用となります。
薬剤師を募集する求人情報の入手方法
青洲会病院では、公式サイト内において、採用情報ページを開設しており、平戸・福岡、それぞれの募集要項が公開されています。
http://www.seisyukai.jp/fbosyu/recruit/nagasaki.html
http://www.seisyukai.jp/fbosyu/recruit/fukuoka.html
上記のページ内に、『お問い合わせフォーム』があり、そちらから応募することが可能です。(ちなみに、問い合わせフォームのなかに、採用問合せ専用の電話番号が記載されているので、そちらへ連絡することも可能です。)
もしくは、青洲会病院は薬剤師を募集する時に、転職会社を利用しているので、薬剤師の転職支援を専門とする転職会社に問い合わせるのもアリです。下記の会社であれば、青洲会病院の求人の取り扱い実績が豊富なので、情報源として確実性が高いです。
<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>
公式サイト、転職会社、どちらでも、出てくる求人の内容は一緒ですし、条件面が変わることはないので、どちらから情報を入手しても大丈夫です。
ただし、青洲会病院だけでなく、他の病院への転職も検討したいということであれば、転職会社を利用したほうが楽です。希望勤務地などを伝えれば、条件に合う求人をリストアップして紹介してくれるので、複数の選択肢を比較することが出来るためです。
自分で探そうとすると、なかなかの手間なので、かなり便利です。また、転職会社は転職市場の動向に精通しているので、納得がいく形で転職するには、どうすればいいのか、アドバイスを受けられるのも大きな魅力です。
青洲会病院一本でいくということであれば、わざわざ、こういったことを配慮する必要はありませんが、もし、他院も考えているということであれば、一度転職会社に連絡を取って話をしてみることをオススメします。
薬剤師の年収について
青洲会病院に勤務する薬剤師の年収ですが、基本給に各種手当、賞与を合わせて、年収450万というのが、未経験者が転職した時の給与額の目安となります。(経歴・プロフィールによって、数字が変わることがあります。)
経験者の場合、前歴までの実績を加味して、算出されることになります。青洲会病院は、実績重視の評価をする病院なので、優秀な人であれば、600万、700万といった高収入も期待出来ます。
なお、昇給についても、青洲会病院は実績主義の査定をしており、年1回、昇給の機会が設けられていますが、本人の能力に応じて決められるため、場合によっては、昇給ゼロということもあります。
そのかわり、高い勤務評価が得られれば、それだけの見返りはあるので、やり甲斐がある職場であることは、間違いないでしょう。
なお、青洲会病院は独身者向けの職員寮が用意されており、光熱費込み月額3万円程度で済むので、住居費を押さえることが出来ます。
補足)青洲会病院に転職する時の注意点
先ほど触れた転職会社は、転職する時に、給与額などの条件面について、交渉を請け負ってくれます。病院側から、好条件を引き出せるケースが多いので、青洲会病院から提示された条件に不満がある場合には、交渉を依頼してみてください。
青洲会病院は仕事の負担が少ない
病院勤務というのは、薬剤師の職場としては、負担が少ないものになりますが、青洲会病院についても、そこは変わりません。勤務時間は8:30~17:30、残業は殆どないですし、週休二日で、休日出勤もなしなので、プライベートを重視する人にとっては、十分に満足がいく環境です。
ただし、福岡の病院については、ローテーションで、土日に勤務する機会が回ってきます。(その場合には、平日に代休をもらうことになります。)
また、17:30~翌日9:30で、当直が発生します。月1~2回程度なので、決して多いわけではないのですが、平戸の病院と比較すると、若干、大変です。
小さな子供を持つママ薬剤師にオススメの職場
平戸、福岡、いずれの病院においても、24時間利用可能な託児所が完備されています。病院の敷地内にあるので、勤務時間中に、ちょっと様子を見に行くといったことも可能です。病院ということもあり、子供が病気になった時には、対応してもらえるので、安心度は高いです。
青洲会病院の転職先としての価値
青洲会病院は、地域を代表する中核病院ということもあり、就労環境が整っています。病院勤務を希望するのであれば、転職を真剣に検討するだけの価値が十分にあります。
問題があるとすれば、薬剤師の募集数というのは、それほど多くはないので、タイミングによっては、求人がないということです。
その時には、代替の選択肢(=他の病院、調剤薬局など)について考える必要がありますが、一方で、少し待てば、新しい求人が出てくるということもあるかもしれません。
このあたりの求人事情については、外部からは分からないので、転職会社に相談しながら、転職活動を進めることをオススメします。