『メディオ薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、メディオ薬局の就労環境について、まとめています。
現在、メディオ薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、メディオ薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
メディオ薬局の会社概要
静岡県沼津市に本社を置き、県内を中心に調剤薬局を展開する株式会社メディオ薬局。2016年現在、静岡県内では42店舗を運営しており、処方せん受付枚数県内一位を誇る地域密着型企業です。
また、静岡県外への店舗展開を進めており、2017年現在においては、京都府、東京都、滋賀県、兵庫県において、合計8店舗を営業しています。
なお、1997年設立のメディオ薬局ですが、2015年に調剤薬局大手の株式会社アインファーマシーズに買収され、子会社となりました。そのため、現在は調剤薬局、ドラッグストア、医療流通サービスを手掛けるアイングループの一員です。
現在メディオ薬局には、136名の薬剤師が在籍しています。しかしながら、店舗あたりの処方箋枚数が増加していること、新規店舗の出店が相次いでいることから、薬剤師の数は足りていないのが実情です。
そのため、メディオ薬局では、常に薬剤師を募集しており、いつでも、中途採用求人が見つかる状況です。このページでは、メディオ薬局の中途採用求人の傾向、及び薬剤師の年収、就労環境などについてまとめているので、参考にしてください。
メディオ薬局の中途採用求人の傾向
先ほども触れたように、メディオ薬局はアイングループ傘下となったため、採用募集は、アイングループ全体で行っています。そのため、持ち株会社であるアインホールディングスの公式サイトから、エントリーする形となります。
http://www.ainj.co.jp/recruit/
中途採用の場合、正社員、契約社員、パートと雇用形態別に募集されています。いつでも募集がかかっているのですが、グループ全体での採用となるため、採用後に、どの店舗に配属されるのか、事前には確認出来ません。
勤務地については、基本的に本人の希望が最優先されることになっていますが、各店舗の人員体制次第では、どうなるか分かりません。(勤務を希望するエリアで、薬剤師が足りていれば、当然、他地域に回されることになります。)
採用情報のFAQページ内には、問い合わせフォームが設置されているので、勤務地が気になる人は、事前に質問しておくことをオススメします。
http://www.ainj.co.jp/recruit/faq/
また、もう一つの手段として、薬剤師の転職支援を行っている転職エージェントに問い合わせるという方法もあります。アインホールディングスでは、中途採用に関しては、エージェント経由でも、求人を出しています。
この場合、店舗単位での募集となるので、勤務先については、確定ということになります。メディオ薬局の求人を扱っている転職エージェントは、複数存在するので、そういったエージェントに相談すればOKです。
このページの最後に、取り使い頻度が高いエージェントを数社リストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の年収について
メディオ薬局では、基本給に各種手当、年2回の賞与が支給される給与体系となっています。薬剤師手当や役職手当に加えて、地域手当・社員区分手当が存在するので、勤務する地域や採用コース(転勤の有無など)によって、給与が大きく変わると考えておいてください。
全国での勤務を『対応可』とすると、プラスされる支給額がけっこう変わってくるので、転勤は苦にならないという人は、敢えて選択するのもオススメです。
福利厚生については、大手のアイングループに入ったことにより、かなり手厚くなりました。家賃80%まで会社負担となる借上社宅制度、契約保養所、奨学金返済支援制度(適用条件アリ)など、様々な制度が整備されています。
なお、ここでも、採用コースというのがポイントとなっており、転勤に対応出来る人のほうが、厚遇されるようになっています。
ちなみに、メディオ薬局に勤務する薬剤師の給与水準は、他の調剤薬局グループと比較して、やや低めです。アインファーマシーなど、アインホールディングスの系列会社のほうが、給与が良い可能性が高いので、気になる人はチェックしてみてください。
また、転職エージェントに問い合わせる時には、希望勤務エリアにおいて、発生している別会社の求人を紹介してもらって、比較するのもアリです。
メディオ薬局より、好条件の求人が見つかるかもしれません。自分で探すわけではなく、手間はかからないので、興味がある人は、ぜひ調べてもらってください。
ただし、他社の求人と比較する時には、福利厚生も考慮に入れてください。メディオ薬局は福利厚生が充実しているので、少しぐらい給与が悪くても、トータルで考えた場合、他社よりも良いという判断になるかもしれないからです。
所得から除かれるものもあるので、税金や保険、年金が安くなるという可能性もあります。このあたりは、けっこう複雑ですが、自分で判断がつかない時には、エージェントに相談すれば、アドバイスしてくれます。
メディオ薬局のワークライフバランスについて
メディオ薬局を含むアイングループでは、薬剤師の数が不足しているため、ワークライフバランスが良いとは言えません。
特に、メディオ薬局の場合、一定地域内に店舗が集中していることもあり、仮に人員が足りている店舗で働いていたとしても、別店舗に応援に行くなど、楽は出来ません。結果的に、一人当たりの業務負荷が高止まりになっています。
有給についても、なるべく取得出来るようにと、会社側は配慮してくれてはいますが、自分が休んだ時の穴埋めは、他店舗からのヘルプとなるケースが多く、かといって、人手に余裕のある店舗は少ないため、どこかにしわ寄せが来ることになります。
こういった状況を理解しているため、心理的に休みを申請しにくいと感じる人が多いようです。(そのため、有給の取得率は、30%を下回っているのが実情です。)
ただし、アイングループは、有給休暇や長期連続休暇の取得率向上や、残業時間ゼロへの取り組みに、かなり力を入れているため、今後は、ワークライフバランスが向上することが期待出来ます。
そのため、転職を考える時には、最新の状況について、確認しておくことをオススメします。(もしかしたら、改善されているかもしれないです。)
女性の働きやすさについて
薬剤師業界は、女性が多い職場ですが、それは、メディオ薬局でも同様です。そのため、女性が働き続けやすい制度が整っています。
正社員だけでなく、契約社員でも、産休・育休、育児時短勤務制度を利用することが出来ます。また、雇用形態にこだわらなければ、子供が小さなうちは、パートとして、時短勤務より、さらに短い時間内で働くことも可能です。(子育てが一段落した時点で、正社員に復帰出来ます。)
一方で、キャリアアップの機会が、男性と同じように、女性にも開かれている会社です。昇格・昇進のペースは男女で同等なので、努力次第で、薬局長、店長と、管理職に就くことも十分に可能です。
アイングループでは、全社をあげて、2019年までに、女性管理職の比率を50%まで上げる数値目標を掲げており、むしろ女性のほうが、昇格がしやすい状況なので、キャリアアップを目指している人にとっては、好機と言えます。
メディオ薬局の転職先としての価値
ここまで、メディオ薬局の就労環境について、様々な角度から見てきました。給与はそれほど高くはありませんが、大手グループに入ったことにより、雇用の安定性が増し、ワークライフバランスの改善も今後に期待が出来ます。
転職先として、検討するだけの価値が十分にある企業なので、自分にとって合う会社なのかどうか、じっくり考えてみてください。
最後に、メディオ薬局の中途採用求人の取り扱い頻度が高い転職エージェントをリストアップしておきますので、情報源として活用してください。
<メディオ薬局の中途採用求人の取り扱い頻度が高い転職会社>
<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>