『田辺薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、田辺薬局の就労環境について、まとめています。
現在、田辺薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、田辺薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
田辺薬局の会社概要
東京・神奈川を中心に、約60店舗を展開する中堅薬局チェーン、田辺薬局。介護保険制度が始まる前から、高齢者患者の自宅を訪問しての服薬指導を行うなど、長年に渡り、在宅医療に力を入れています。
今現在においては、首都圏において4000件近い患者に対して、服薬指導・ケアを行っており、今後も、在宅医療業務が大きく伸びることが予想されているため、この分野に興味がある人に、特にオススメの薬局チェーンです。
外国人患者が増えていることから、英会話研修制度を設けるなど、時代の状況に合わせて、柔軟に動く会社でもあるので、将来性・事業の安定性という点においても、申し分がない会社と言えます。(毎年、順調に店舗を増やしています。)
薬剤師の中途採用事情
田辺薬局では、通年で薬剤師の中途採用を行っています。東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城の5県にある店舗が対象となり、フルタイム勤務の正社員、及び、パート契約の2雇用形態において、募集がかかっています。
正社員の場合、年収360~520万円、パートの場合、時給1800~2200円となり、年齢・経験・実績を考慮して、給与額が決定することになります。
なお、正社員の場合、35歳が目処となっており、それ以上の年齢になった場合には、よほどの実績がないと採用されるチャンスは低くなると考えてください。(管理薬剤師、店長クラスでの採用となるケースが大半です。)
休日・休暇制度について
田辺薬局では、正社員・パート、共通して、産前産後休暇、育児・傷病・介護休暇、年次有給休暇が付与されます。パートでも産前産後休暇、育児・介護休暇を取っている社員が多いですし、復職後も、育児と両立しながら、働いています。
そのため、小さな子供を持つ人や、親の介護が必要となる人にとっては、勤務先として最適です。周囲の理解もあるので、肩身の狭い思いをする必要がありません。もちろん、これは正社員も同様なので、結婚後も仕事を続けている人が多い会社です。
ちなみに、正社員の場合、週休二日のシフト制となりますが、店舗によっては、土日・祝日が休業いうケースもあるので、このあたりは、店舗によって違いが生じると考えてください。
ただし、どの店舗でも、休日出勤は殆ど無いですし、予定がある日には、休みを振り替えてもらうことも出来ます。
残業は、毎月、必ず一定時間発生しているので、出勤日の帰宅時間は少し遅くなりますが、休日は確保出来るので、ワークライフバランスという点では、それほど悪くはない会社と言えます。
田辺薬局は研修制度が充実している会社
田辺薬局には、充実した社内研修プログラムが用意されています。薬剤師としての専門知識を深めるための学術的な研修だけでなく、日々の業務に役立つ実績的なビジネススキルを学ぶための研修、社会人としてのマナーを習得するための研修なども用意されています。
また、人間的成長を目的とした研修、マネジメントスキルを磨くための研修など、リーダー職を目指す人にとって魅力的なプログラムも用意されています。
本人の希望に応じて、外部の研修・セミナーを受講することも可能なので、本人が望めば、学びの機会は幾らでも得ることが出来ます。
スタッフ同士の社内勉強会なども定期的に開催されていますし、人を育てる雰囲気が社風として根付いているので、知識がない人が入ったとしても、周囲のサポートを受けながら、仕事をこなしていくことが出来ます。
実際、経験や知識に関して不安があったという人からは、上司や先輩から、よく面倒を見てもらえたという声が多いです。
なお、こういった社風自体は素晴らしいことですが、会社全体として教育を重視する余り、人事評価に関しても、業務以外の要素が重視されるという側面があります。
たとえば、薬剤師の場合、1日40枚近い業務をこなしている人よりも、1日10枚の業務をこなしつつ、外部の研修に参加したり、学会で発表している人のほうが、評価が高いという結果になってしまっています。
そのため、膨大な業務をこなしている人が、評価としては、あまり報われないということもあるようなので、この点は要注意です。
薬剤師の年収について
先ほども少し触れましたが、田辺薬局における薬剤師の給与水準ですが、一般薬剤師で年収400~600万円といったレベルです。これだけ見ると、ごく平均的のように思えるかもしれませんが、40~50万円ほどは残業代となるので、基本給ベースで見ると、若干低めと考えたほうがいいです。
管理薬剤師や店長クラスになっても、それほど大幅に年収が上がるわけではないので、給与という点では、それほど大きな魅力を感じることはないかもしれません。ただし、他社と比較して、著しく落ちるというわけではないので、可もなく不可もなしといった感じでしょうか。
田辺薬局の転職先としての価値は?
田辺地元密着型の薬局として、周辺地域の顧客から支持されていることもあり、田辺薬局は業績が安定している会社です。職場の雰囲気も良い会社なので、転職を目指すには、良い会社です。
特に、在宅医療、高齢者向け医療に興味がある人にとっては、田辺薬局は先駆者的な立場で取り組んでいる会社なので、やり甲斐を持って、業務に取り組めると思います。研修制度が充実しているので、成長意欲が高い人にも最適です。
敢えて、マイナス点を挙げるとすれば、給与に関しては、他社を上回るような大きな額は期待出来ないということです。薬剤師として自分を成長させるだけでなく、それに見合う収入を手にしたいという人にとっては、どこかで不満が出てくるかもしれません。
ただ、田辺薬局でも、キャリアアップのチャンスはありますし、いざという時には、その時点で他社に再転職するという選択肢もあります。そのため、今は自分を成長させる職場として、田辺薬局で働くことを選択するという考え方もアリです。
いずれにしても、このあたりは、自分のキャリアに対する考え方、仕事に求めるものによって違ってくるので、じっくりと考えてください。
最後に、薬剤師の転職支援に長けている転職会社をお伝えしておきます。彼らは転職のプロなので、こういった転職先選びについて、客観的な視点でアドバイスしてくれますし、希望条件などを伝えれば、田辺薬局以上に、その条件を満たす求人が存在しないかどうか、調べてくれます。
転職先を決める際には、頼りになる存在となるので、ぜひ一度連絡を取って話を聞いてみてください。
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転職を目指す会社が決まった場合、年収などの条件交渉を代行してもらうことも出来ます。年収アップに成功するケースが少なくないので、ぜひこういったサポートも受けてみてください。