日本メディカルシステムの薬剤師中途採用事情

 

『日本メディカルシステムって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、日本メディカルシステムの就労環境について、まとめています。

 

現在、日本メディカルシステムで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、日本メディカルシステムの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

日本メディカルシステムの会社概要

東京・千葉を中心に、70以上の店舗を全国展開している中堅薬局チェーン、日本メディカルシステム。創業以来、40期連続で増収・増益を続けている、非常に安定した企業であるため、給与水準は同業他社を上回る水準になっています。

 

薬剤師に関しても同様であり、初任給が高く設定される傾向があることに加えて、昇給のペースも速いので、収入面については、まず不満を感じることはないでしょう。

 

ただし、業績の拡大に、社員の増員が追いついていないため、店舗間の差もありますが、日本メディカルシステムでの業務は、基本的に激務です。残業や休日出勤は避けられないので、プライベート重視という人は、要注意です。

 

その代わり、自分から手を挙げる人に対しては、重要度の高い仕事を次から次へと任せる企業なので、年齢や性別、実績にかかわらず、やる気があれば、幾らでも、興味がある仕事に挑戦することが出来る会社です。

 

社長が薬剤師ということもあり、優秀な薬剤師を育てることに熱心な企業なので、社内研修制度も充実しており、自分を成長する機会には事欠かない会社です。実績を挙げれば、昇給・昇格は幾らでも可能なので、キャリアアップに対する意識が強い人に向いている会社です。

 

中途採用者の年収について

日本メディカルシステムは、中途採用を常時行っています。薬剤師の場合、応募者に対しては、実力をチェックするテストを行い、即戦力として能力を判断された人間のみが採用され、現場に配属されることになります。

 

年収は、前職までの実績・年齢と、この能力テストの結果を踏まえて算出されることになります。30歳の薬剤師の年収例として、580万から700万と100万円以上の開きがあるなど、社員間の差が大きいため、具体的な金額については、実際に面接を受けてみないと分からないというのが、正直なところです。

 

ただし、30歳で580万円というのは決して低い金額ではなく、ここに決算手当や各種手当が付くので、待遇面については、十分に期待出来る会社です。

 

むしろ、問題は採用されるかどうかということにあります。日本メディカルシステムは、他社と比較しても、中途採用者に対する要求度が高い会社なので、面接には万全の準備をして、臨むようにしてください。

 

中途採用者の年収

 

日本メディカルシステムの就労環境・ワークライフバランスについて

冒頭でも触れましたが、日本メディカルシステムは残業・休日出勤が多い会社です。本社務めの内勤スタッフ(経理・人事・総務等)だと、それほど激務ではなく、有給の取得率も高めですが、店舗勤務スタッフについては、毎日の残業が常態化しています。

 

特に薬剤師の場合は、数が不足していることもあり、1人当たりの処方箋枚数が多く、毎日遅くまで働くことを余儀なくされています。休日出勤の機会も多く、有給に関しても、思い通りに取得するのは厳しい状況です。

 

ただし、産前産後休暇・育児休暇の取得率は高く、子育てに対する会社・社員の理解度も高いため、小さな子供を持つ女性にとっては、働きやすい会社と言えます。一時的に、契約社員やパートになって、時短勤務を選択することも可能です。(子育てが落ち着いた段階で、正社員に復帰することも出来ます。)

 

なお、女性社員絡みの話で言えば、仕事が出来る人、やる気がある人は、どんどんポジションを上げていくことが出来ます。本社務めの本部長クラスでも、女性比率が高いので、キャリア形成に興味がある女性にとっても、日本メディカルシステムは魅力的な会社と言えます。

 

就労環境・ワークライフバランス

 

教育体制・評価制度について

日本メディカルシステムの評価制度は、数字に基づく成果主義となっているので、成果を達成すれば、どんどん給与が上がりますし、ポジションもアップします。その反面、常に数字を見られているので、成果達成が思うようにいかないと、元に戻されることになります。

 

成果に対しては、かなりシビアなので、出世やキャリアアップを目指す意欲が強い人でないと、ついていくのは厳しいかもしれません。

 

また、これも冒頭で触れましたが、日本メディカルシステムは業界内でも、随一の社内教育制度を完備しています。特に臨床的な知識を身につけるための講義が充実しており、新卒・中途を問わず、現場で働くうえで、非常に役立ったという声が多いです。

 

本人が希望すれば、接客スキルを学ぶ研修(元キャビンアテンダントなど、一流の講師から技術を学ぶことが出来ます)やリーダシップ、マネジメントスキルを学ぶ研修を受講することも可能です。

 

教育体制・評価制度

 

別分野でのキャリア形成を図ることも出来る

日本メディカルシステムは、調剤薬局事業をメインにしつつ、医療モール事業・医師支援事業・化粧品開発事業などにも進出、事業の多角化を進めています。

 

そのため、薬剤師の知識を活かして、化粧品開発者に転身する、薬剤師としての知識を磨いて、学術薬剤師にキャリアアップするといったことも可能です。調剤薬剤師だけで終わりたくない、違う仕事にも挑戦してみたいという人にとっては、日本メディカルシステムはチャンスに溢れている会社です。

 

別分野でのキャリア形成

 

中途採用求人情報の入手方法

日本メディカルシステムの中途採用の求人情報を入手するには、二つの方法があります。一つは公式サイト内に設けられている中途採用ページをチェックすることです。募集をかけている店舗の一覧を確認することが出来ます。
http://www.jmsys.co.jp/recruit/

 

待遇面、応募条件などの詳細についても、記載されているので、詳細についてチェックすることも出来ます。

 

もう一つは、薬剤師に対する転職支援を行っている転職会社に、求人情報を教えてもらうことです。この場合、希望勤務地内において発生している他社の求人情報を同時に紹介してもらうことも可能なので、複数の企業の求人を照らし合わせて、比較出来るという利点があります。

 

<薬剤師の転職支援実績が豊富な転職会社>

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>

 

 

また、転職会社経由で応募すると、面接を通過するために有効な対策法についてアドバイスを受けたり、採用が決まった時には、給与などの条件面について、交渉してもらうことも出来ます。転職会社は、企業側の実情を把握しているので、うまく交渉を進めて、条件アップを勝ち取ってくれるケースが多いです。

 

そのため、自分で直接応募するよりも、好条件で転職出来ることになります。転職会社のサービスは無料で利用出来るので、うまく活用することをオススメします。