『タカラ薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、タカラ薬局の就労環境について、まとめています。
現在、タカラ薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、タカラ薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
タカラ薬局の会社概要
東京、神奈川、埼玉の3県において、20以上の店舗を展開する、中堅薬局チェーン、タカラ薬局。
平成元年の創業以来、順調に店舗を増やしていますが、処方箋調剤だけでなく、管理栄養士による栄養相談、理学療法士によるリハビリデイサービスにも、注力するなど、地域住民の健康増進をサポートする役割を、積極的に担っています。
特に、近年は、在宅医療に力を入れており、地域の医療機関や市町村、地域包括支援センターなどと協力して、総合的にサポートしています。
人材採用の動きについては、タカラ薬局は、毎年のように、新店舗を開設していることもあり、新卒・中途を問わず、常時、募集をかけており、転職のチャンスは豊富です。
このページでは、タカラ薬局における、中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準、就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。
タカラ薬局の薬剤師募集求人の傾向
中途の場合、タカラ薬局は、正社員、パートの二つの雇用形態において、薬剤師を募集しています。薬剤師免許があれば、経験は問われないので、誰でも気軽に応募することが出来ます。
ただし、やはり、未経験者より実績がある経験者のほうが、即戦力となるため、優先的に採用されるケースが多いですし、給与を含む待遇面においても、優遇されることになるので、何かと有利ではあります。
求人情報の入手方法
株式会社トラストファーマシーの公式サイト内に、採用情報ページが開設されており、そこから募集要項を確認することが出来ます。
https://www.trust-ph.jp/recruit/recruit/
上記のページには、エントリーフォームが用意されており、そちらから応募することも可能です。
また、タカラ薬局は、転職会社経由でも、薬剤師を募集しているので、転職会社に問い合わせる形でも、求人情報を入手することが可能です。
公式サイト、転職会社、どちらにおいても、情報量に差はありませんが、転職会社の場合、薬剤師を募集する様々な求人案件を保有しているので、タカラ薬局以外の求人のことについても、知りたいということであれば、まとめて教えてもらえるので、便利です。
このページの最後に、タカラ薬局の薬剤師求人を扱う、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の給与体制について
タカラ薬局の給与体系ですが、基本給に各種手当、賞与が支給されるといった、オーソドックスなものになっています。(昇給は年1回です。)
手当の内訳としては、薬剤師手当(3万円)、職務手当(5万円)、住宅手当(5万円)、通勤手当(全額支給)、残業手当、役職手当(1万円)などが、用意されています。
賞与については、年に2回(7月、12月)の支給となり、支給額は、基本給の約4ヶ月分となります。
福利厚生面に関しては、各種社会保険、薬剤師賠償保険が完備されているほか、退職金(勤続3年以上)、永年勤続表彰制度、インフルエンザ補助金制度、社員購入割引制度、入社時引越支援金制度、借り上げ社宅制度などがあります。
また、提携保養所、スポーツ施設、リゾート施設(エクシブ)が利用出来るようにもなっているなど、中堅薬局チェーンとしては、かなり充実した内容です。
ただし、基本給に賞与、手当を含めた年収は、450万~550万円となり、首都圏の薬局としては、低めなので、福利厚生の充実度を加味しても、微妙なところです。
(タカラ薬局が用意している福利厚生に対して、どれだけの魅力を感じるかによっても、最終的な判断は変わってくると思いますが、ここは個人差もあるので、働く価値がある職場という判断になる人がいても、おかしくないです。)
なお、パートに関しては、時給制となりますが、1800円を最低ラインとして、実績を加味して決められることになります。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職の給与額や、これまでの経験・実績を考慮して、基本給が算出されることになりますが、ここは、交渉次第という要素もあります。
そのため、タカラ薬局から提示された金額に、不満が残る時には、きちんと希望額を伝えて、話し合うことをオススメします。
もし、こういった交渉ごとが苦手であれば、前述した転職会社に、交渉の代行を依頼することも可能です。
彼らは、転職のプロなので、この手の交渉ごとには慣れていますし、タカラ薬局の内情を把握しているので、状況に合わせて、うまく話を進めてくれます。
その結果として、好条件を引き出してくれるケースが多いですし、慣れない人が強引に交渉を進めても、良いことはないので、無理せず、最初からプロに任せたほうが賢明です。
相談すれば、丁寧に対応してくれるので、興味がある人は、一度、問い合わせてみてください。
就労環境について
タカラ薬局の就労環境ですが、日曜・祝日が固定休となる、変則的な週休二日制となります。
休暇制度に関しては、有給休暇(初年度10日)のほかは、慶弔休暇、永年勤続休暇が用意されている程度であり、まとまった休みを取る機会というのは、それほど多くはないのですが、年間の休日数は120日を超えているので、まずまずです。
また、残業が、月平均10時間程度と少ないので、ワークライフバランスを重視する人にとっても、まず満足出来る職場環境だと思います。
勤務時間に関しては、9時~18時30分というのが基本ですが、ここは店舗によって、多少の違いがあるので、個々に確認するようにしてください。
業務内容については、冒頭でも少し触れましたが、店舗内での調剤業務に加えて、在宅訪問業務も担当することになります。
しかし、在宅業務に関しては、業務に組み込まれていない店舗もあるので、ここはまちまちです。
また、応需する処方箋の内容も、店舗によって異なるので、何か希望がある人は、事前にチェックして、その希望を満たす店舗での勤務を、面接の時に志望しておくことを、オススメします。
ちなみに、タカラ薬局は、自分が要望を出さない限り、異動することはないので、最初に配属された店舗で、働き続けることが可能です。
成長環境について
タカラ薬局の教育体制ですが、全店舗合同の勉強会、安全管理研修が、定期的に開催されていますし、これらとは別に、店舗単位でも、勉強会が行われています。
また、タカラ薬局は、社員が資格を取得することを奨励しており、フォローの一環として、教育・研修に関する費用を補助する制度を設けていますし、認定薬剤師の資格を取った社員に対しては、特別手当を支給しています。
あとは、各個人で、薬剤師会が主催する研修など、外部セミナーに参加して、スキル・知識を磨くということになります。
なお、仕事を通じて得られる経験値ということで言えば、タカラ薬局は、処方箋調剤だけでなく、在宅医療にも力を入れているので、訪問調剤の経験を積むには、格好の場となります。
また、処方箋調剤においても、店舗ごとに応需する内容が異なるので、色々な科目を経験してみたいということであれば、定期的に異動させてもらうことで、経験の幅を広げることが出来ます。
女性の働きやすさについて
薬剤師というのは、基本的には、女性と男性が同じ立場で働く職業ですが、それはタカラ薬局においても、同じであり、業務の割り振り・責任分担において、男女で違いが生じることは、一切ありません。
人事評価に関しても、男女関係なく、個人の実力・実績によって評価されますし、昇進の機会も平等なので、キャリア志向が強い女性にとっても、やり甲斐を持って働ける職場です。
その一方で、育児支援体制については、産前産後休暇・育児休暇制度は整っており、希望通りに取得することが出来ますが、時短勤務制度はないので、職場へ復帰した後は、フルタイムで働くことになるので、この点は注意してください。
タカラ薬局の転職先としての価値
ここまで、タカラ薬局の就労環境について、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
残業が少ないうえ、休日が多いので、就労環境については問題なしですが、給与は首都圏の薬局としては低めなので、『タカラ薬局に転職すべき!』と断言するのは難しいです。
その反面、福利厚生が充実している、資格取得のフォロー体制がしっかりしているなど、長所と言える点も多々あるので、ダメというわけでもありません。
最終的には、職場に何を求めているのかという、個人の価値観次第になってくると思いますが、同時に、他社と比較して、どうかということにもなるので、ぜひ、色々な求人と見比べたうえで、判断を下すようにしてください。
下記に、タカラ薬局の求人案件を扱う転職会社をリストアップしておきますが、彼らは薬剤師の転職支援を専門としており、様々な求人案件を保有しているので、ぜひ、他社の求人のことについても、話を聞いてみてください。
(給与だけで言えば、タカラ薬局以上の条件を提示する求人案件を、多数確保しています。)
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