『タカラ薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、タカラ薬局の就労環境について、まとめています。
現在、タカラ薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、タカラ薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
タカラ薬局の会社概要
昭和55年の設立以来、福岡市を中心に、調剤薬局チェーンを展開する株式会社タカラ薬局。68店舗中、約7割が福岡市に集中している、地元密着型の薬局です。
こういった背景を持つこともあり、周辺住民に配慮した医療サービスを提供出来るように、色々な配慮を行っています。その代表例が在宅医療ですが、それとは別に、大学病院との共同研究にも、注力しています。
そのため、タカラ薬局で働く際には、調剤業務がメインとはなりますが、それ以外にも、様々な業務を担当することになるので、仕事の幅は広いです。
なお、タカラ薬局は、薬剤師の育成や独立支援に精力的であり、特に独立においては、ノウハウ・資金、両面でバックアップする仕組みが整っていますし、独立した後のフォロー体制も充実しています。
結果として、これまで数多くのオーナーを輩出してきているので、ゆくゆくは自分自身のお店を持ちたいと考えている人にとっては、かなり理想的な会社と言えます。
このページでは、タカラ薬局における、中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準、就労環境について、まとめていますので、参考にしてください。
タカラ薬局の薬剤師募集求人の傾向
タカラ薬局では、正社員・パートの二つの雇用形態において、薬剤師を募集しています。ブランクがある人、未経験という人でも応募することが可能ですが、経験者のほうが戦力としての価値が高いということで、優先的に採用されています。
また、薬剤師としての勤務経験がある人は、実績に応じて、給与など、待遇面においても、優遇される傾向があります。
求人情報の入手方法
株式会社タカラ薬局の公式サイト内に、中途採用希望者向けのエントリーページが用意されており、そのページにおいて、募集要項を確認することが出来ます。
http://www.takarapharmacy.co.jp/recruit/entry2/index.php
このページには、エントリーフォームが設置されているので、必要事項を記入することで、応募することが可能です。(面談などの日程について、折り返し、連絡をもらえます。)
また、タカラ薬局では、転職会社経由でも、薬剤師を募集しており、そちらから求人情報を入手することも可能です。
公式サイト、転職会社、どちらからでも、入手出来る情報に変わりはありませんが、転職会社の場合、薬剤師を募集する様々な案件を扱っており、タカラ薬局以外の求人のことについても、知りたい時ということであれば、まとめて教えてくれるので、自分で調べる手間が省けて、便利です。
このページの最後に、タカラ薬局の薬剤師求人を扱う、代表的な転職会社をリストアップしておきますので、転職活動の際には、情報源として利用してください。
薬剤師の給与体制について
タカラ薬局の給与体系ですが、基本給に各種手当、年2回(7月、12月)の賞与が支給されるといったオーソドックスな構成となっています。手当の内訳は、通勤手当・残業手当・資格手当(8万円)などとなります。
福利厚生面に関しては、各種社会保険、薬剤師賠償保険が完備されているほか、退職金制度(勤続3年以上)が用意されています。
また、新年会、誕生日会、慰労会、バーベキューパーティーなどが、頻繁に開催されているなど、社員間の親睦を高めるような制度が充実しています。
これらのものを全て含めたうえでの、タカラ薬局における、薬剤師の給与水準ですが、月給29.5万円~35.7万円というのが、おおまかな目安となります。(昇給は年1回、6月にあります。)
ちなみに、パートの場合、時給1600~2200円の間で、実績に応じて算出されることになります。
中途採用で入社する時の注意点
中途採用の場合、前職の給与額や経験・実績を考慮する形で、基本給が算出されることになりますが、交渉次第で金額が変わってくるという要素もあるので、タカラ薬局から提示された給与額に不満があれば、そこで妥協せずに、会社側と話し合うことをオススメします。
もし、こういった交渉ごとが苦手であれば、前述した転職会社に、交渉を代行してもらうことも可能です。
彼らは転職のプロなので、交渉をスムーズに進めてくれますし、その結果として、条件の上積みに成功するケースも多いです。
交渉下手な人が、無理に行うと、かえって失敗してしまう可能性が高いので、最初から転職会社に依頼したほうが賢明です。(交渉のストレスから解放されるというメリットもあります。)
相談すれば、快く引き受けてくれるので、遠慮せずに、一度、連絡を取ってみてください。
タカラ薬局の就労環境について
タカラ薬局の就労環境ですが、日・祝日が固定給となり、ここに、平日1日分の休みが加わる、変則的な週休二日制となります。
店舗によって、営業時間が異なり、それに合わせて、休みとなる曜日が変わってくるので、詳細については、個々に確認するようにしてください。
なお、休暇制度については、有休に加えて、夏季休暇・冬季休暇・慶弔休暇・特別休暇が、用意されています。
勤務形態については、月~金曜日が8時30分~18時、土曜日は8時30分~13時が就労時間となりますが、水曜日が、土曜日と同じ勤務時間になる店舗もあります。
おおよそ、どの店舗でも2~3名の薬剤師で回しているので、業務中は一人にかかる責任・負担は大きいのですが、ほぼ毎日、勤務時間内に仕事が完了する、業務量となっています。そのため、残業は少なく、プライベートを充実したい人には、向いている会社です。
業務内容に関しては、冒頭でも触れたように、調剤業務を中心に行いつつ、在宅医療や研究といった業務にも、従事することになります。
成長環境について
タカラ薬局の教育体制ですが、中途採用の場合、特に導入研修といったものは用意されておらず、OJTで仕事をこなしながら、必要なことを覚えていくことになりますが、定期的に、社内研修が行われているので、この場で医薬品に関する知識などを深めることが出来ます。
また、タカラ薬局は、学会への参加・発表を奨励しており、希望者に対しては、フォローを行っているので、興味があるようであれば、こういった場を利用して、スキルアップを図ることが可能です。
あとは、自費で、外部研修会に参加して、知識やスキルを磨いていくといったことになりますが、タカラ薬局は数少ない人員で業務をこなしていることもあって、一人一人が担当する仕事の内容が幅広くなるので、現場で学ぶ経験値というのは、かなり大きなものとなっています。
そういった意味では、薬剤師としての自分を成長させられる職場と言えるでしょう。
女性の働きやすさについて
薬剤師というのは、男女が平等の立場で仕事を進めていける職業ですが、そこはタカラ薬局においても、変わりません。
仕事の割り振り・責任分担は、男女関係なく、経験年数や実力といった要素で、決められているので、キャリアを重視する女性にとっては、やり甲斐を感じることが出来る環境です。
一方、育児支援体制については、産前産後休暇や育児休業制度が整備されており、自由に取得出来ますし、産休前2ヵ月間は、タクシーで通勤、通院が出来る『プレママ応援制度』が、用意されているなど、かなりきめ細かい配慮が為されています。
(もちろん、タクシー代は会社負担となります。)
時短勤務制度はないので、復帰後はフルタイムで働くことになりますが、残業が少ないので、それでも、働き続けられる職場であり、実際に子育てと両立させながら働いている人もいるので、あまり心配することはないでしょう。
ちなみに、子育てにより重点を置きたいということであれば、タカラ薬局は、パート勤務に切り替えることを認めている会社なので、必要な時期だけ、パートとして働いて、その後、正社員として復帰するといったことも可能です。
タカラ薬局の転職としての価値
ここまで、タカラ薬局の就労環境について、お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
残業が少ないうえ、休日がしっかり取れますし、かつ、給与を含めた待遇面も、まずまずなので、転職先候補として検討するだけの価値は、十分にあります。
ただし、この会社に決めるべきと、断言出来るだけの絶対的な魅力があるわけではなく、人によっては、タカラ薬局よりも好条件と感じる求人が、見つかる可能性が十分にあります。(福岡市内であれば、好条件の求人が多いという事情もあります。)
そのため、薬剤師を募集する様々な求人をチェックして、比較検討したうえで、最終判断を下すことをオススメします。
下記に、タカラ薬局の求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますが、彼らは様々な求人案件を保有しているので、ぜひ、他社の求人についても、紹介してもらってください。
なお、どの会社にすべきか迷った時には、転職先選びについて、相談することも可能です。転職会社は、何かと頼りになる存在なので、うまく活用してください。
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