森のくまさん薬局の薬剤師中途採用事情

『森のくまさん薬局って、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』

 

転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、森のくまさん薬局の就労環境について、まとめています。

 

現在、森のくまさん薬局で働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。

 

また、森のくまさん薬局の中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。

 

目次

森のくまさん薬局の会社概要

神奈川県相模原市にある、スーパーマーケット『ラ・フォール』に、平成15年12月オープンした調剤薬局、森のくまさん薬局。周辺地域の大学病院や施設内にあるクリニックに通う患者さんを中心に、毎月約5000人が利用しています。

 

薬が処方されるまでに、買い物が出来る、ほかの用事と一緒に薬の受け取りが出来るので、時間を有効利用出来るなど、利用者から好評を得ている、生活に密着した薬局です。

 

また、通常の調剤業務に加えて、在宅訪問や、患者さんに対する栄養指導なども行っていますし、漢方や健康食品、OTC医薬品に関する相談に対応するなど、地域住民が気軽に利用出来る健康相談所的な存在になるべく、地域密着型の視点で、店舗運営を行っています。

 

なお、ラ・フォールは、完全バリアフリーで、車椅子の人でも、気軽に移動しやすくなっていること、授乳室やオムツ台など設置されていて、赤ちゃん連れでも気軽に利用出来るよう配慮されていることから、森のくまさん薬局の患者さんにも、こういった人達が多いです。

 

薬局の経営については、農協の全国組織、日本文化厚生農業協同組合連合会の100%出資によって設立された、株式会社カインズが運営母体となっています。

 

日本文化厚生農業協同組合連合会というのは、厚生農業協同組合連合会が各県において運営する病院の経営をサポートする組織なのですが、地域医療に対する取り組みを強化しているため、その理念が、森のくまさん薬局にも、反映されています。

 

また、農協のような大きな組織が、出資元となっているので、森のくまさん薬局は、経営的にも安定しており、そういった意味では、オススメの勤務先です。

 

このページでは、森のくまさん薬局の中途採用求人の傾向、および、薬剤師の年収・給与水準、就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。

 

※補足
日本文化厚生農業協同組合連合会という組織については、詳しく説明しようとすると、話が長くなってしまうので、敢えて簡素化しています。

 

森のくまさん薬局の会社概要ページにおいて、詳細な説明が為されているので、関心がある人は、そちらを参照してください。
https://www.morikuma-yakkyoku.com/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/

 

森のくまさん薬局における、薬剤師募集求人の傾向

森のくまさん薬局では、ホームページ内に求人募集の掲載はなく、薬剤師専門の転職会社を経由する形で、人材募集を行なっています。そのため、求人情報を入手する時には、転職会社に問い合わせる必要があります。

 

このページの最後に、求人を扱っている転職会社をリストアップしておきますので、連絡を取ってみてください。

 

森のくまさん薬局における薬剤師の給与水準

森のくまさん薬局は、現在、正規職員・契約社員・パートの各雇用形態において、薬剤師を募集しています。正規職員の年収ですが、400万~600万となり、30歳のモデル年収例が500万程度となります。

 

パート社員に関しては、時給1800円~2500円となりますが、閉店勤務や土曜日出勤が可能である人の場合、優遇されるので、高時給を狙う人は、こういったシフトを希望して、どれくらいの時給が提示されるか、確認してみてください。

 

福利厚生面については、各種保険が完備されているほか、家族手当が支給されるようになっています。

 

ちなみに、これは、特に正社員で言えることなのですが、給与額については、前職までの経験などを考慮して算出されることになるので、実際には、個人差が生じることになります。

 

同時に、交渉次第で数字が変わってくるという要素もあるので、会社側からの提示額に納得がいかない時には、そこで妥協せず、自分の希望額をしっかり伝えて、交渉するようにしてください。中途半端に受け入れてしまうと、後々まで後悔することになるので、要注意です。

 

もし、こういった条件交渉が苦手という人は、先ほど触れた転職会社に、交渉の代行を依頼してみてください。彼らは転職のプロなので、この手の交渉ごとには慣れており、スムーズに話を進めてくれます。

 

給与アップにつながるケースが珍しくないので、交渉ベタな人が無理に自分で何とかしようとするよりも、初めから任せてしまったほうが、賢明です。(苦手なことを行うというストレスからも解放されるので、一石二鳥です。)

 

薬剤師の就労環境について

就労環境についてですが、常勤の薬剤師が10名以上在籍する、かなり規模が大きな薬局となり、1日の処方箋が300枚を超えることもあるようです。

 

従って、業務量は多くなりますが、その反面、森のくまさん薬局は、後発品(ジェネリック)の取り扱いが少ない薬局のため、取り扱う医薬品の種類というのは、限られたものとなり、そういった意味では、仕事はやりやすいと思います。

 

勤務形態については、1週間35時間勤務の変形労働制となり、他社と比べて、労働時間は短く、残業も月20時間程度におさまっています。

 

また、森のくまさん薬局は、薬剤師の場合、有給消化率100%と、非常に休みが取りやすい職場です。休日出勤についても、基本的にゼロであり、よほどの特別な事情がない限り、発生することはありません。

 

しっかり、休みが確保されている職場と言えますが、それでいて、給与については、首都圏勤務の薬剤師の給与相場と比較しても、水準以上なので、トータルで考えると、待遇面は、なかなかの好条件と言えます。

 

勤務中は、忙しく働くことになりますが、オフの時間はしっかりと確保出来るので、仕事だけでなく、プライベートも重要という人にとっても、オススメの職場です。

 

教育体制、キャリア支援体制について

森のくまさん薬局では、最新の専門知識を身につけるために、定期的に、社内勉強会を開催しています。(会社が主導するものではなく、現場の薬剤師が自主的に行っているものであり、毎回、ほぼ全員が参加しています。)

 

また、各自が毎月の目標を設定したうえで、業務に取り組むようにしているなど、意識が高いスタッフが揃っている職場なので、そういったなかで働けるというのは、自分の意識改革にもつながり、薬剤師として、自分を成長させたいという人にとっては、最適な環境と言えます。

 

(お互いに刺激を与え合える職場なので、常に、仕事に対するモチベーションを維持しながら、業務に取り組むことが出来ます。)

 

女性の働きやすさ

森のくまさん薬局では、産休や育休といった制度が完備されていますし、繰り返しになりますが、休みが取りやすいので、小さな子供を持つ女性にとっても、無理なく働くことが出来るでしょう。

 

また、元々、薬剤師というのは、女性と男性が同等の立場で働ける職業ですが、それは、森のくまさん薬局でも同様であり、女性だからといって、やりづらさを感じることはないでしょう。

 

転職としての価値

ここまで、森のくまさん薬局の就労環境について見てきましたが、いかがだったでしょうか。勤務時間が短めで、休みが多い職場であるにも関わらず、給与を含めた待遇面は、他社なみ、もしくは、それ以上ということで、なかなかの好条件の職場です。

 

これは、カインズという農協を出資母体とする企業が、運営している薬局だからという背景がありますが、中堅の薬局チェーン、ドラッグストアチェーンと比較しても、かなり恵まれた環境にあるので、この地域において、転職先を探している人には、オススメです。ぜひ、検討してみてください。

 

なお、今回、このページでお伝えしている情報量は少ないので、森のくまさん薬局のことについて、もっと、こんなことが知りたいということがあるかもしれません。

 

下記に、森のくまさん薬局の求人を扱う転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情にも精通しているので、何かあれば、直接問い合わせてみてください。

 

また、転職会社は、様々な企業の求人情報を保有しているので、同一エリアにおいて発生している、ほかの薬剤師求人を紹介してもらって、比較検討するといったことも出来ます。

 

転職先を決める際に、選択肢に多いに越したことはないですし、もしかしたら、より魅力を感じる求人が見つかるかもしれないので、ぜひ、ほかの求人についても、話を聞いてみてください。

 

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>

 

※補足
複数の求人を見て、どれがいいのか、判断に迷う時は、転職先選びについて、転職会社にアドバイスを求めることも出来ます。プロの視点で、客観的にアドバイスしてくれるので、参考になるはずです。