浅井病院の薬剤師中途採用事情

 

千葉県東金市に位置する浅井病院。様々な科目に対応している総合病院ですが、全病床461床のうち、374床が精神科という、精神科治療に特に力を入れている病院です。2009年には、精神科スーパー救急を取得、精神救急基幹病院としての役割を担うようになっています。

 

そのため、薬剤師としての業務についても、精神科向けのものが中心となります。精神科専門薬剤師、精神科薬物療法認定薬剤師に認定されているスタッフが複数名在籍していますし、薬剤部長は、精神薬物療法における講演を、何度も行うなど、この分野の権威として活躍しています。

 

こういった環境の病院なので、精神科のフィールドでスキルアップしたいという人に、オススメの職場です。

 

浅井病院では、常に10名前後の薬剤師が在籍しており、入れ替わりのタイミングなどで、中途採用の募集がかかることになります。時期によっては、求人がゼロということもありますが、求人の発生頻度は高いので、転職のチャンスは十分にあります。

 

このページでは、浅井病院における薬剤師向けの求人情報の入手方法、及び、求人の傾向、薬剤師の年収、就労環境などについてまとめていますので、参考にしてください。

 

目次

薬剤師を募集する求人の傾向&求人情報の入手方法

浅井病院では、公式サイト内において、採用情報ページを設けており、そちらのページにおいて、現在、募集中の求人について確認することが出来ます。
http://www.asaihospital.com/16/index.html

 

また、薬剤師の転職支援を専門とする転職会社経由でも、募集をかけているので、そちらから、求人情報を入手することも出来ます。

 

どちらでも、特に変わりはないのですが、転職会社の場合、求職者登録(会員登録)をしておくと、自分が希望する条件に合う求人が、新規で発生した時に、メールなどで通知してもらうことが出来ます。自分で探す手間が省けて便利なので、どうせなら、登録しておくことをオススメします。

 

下記の転職会社であれば、浅井病院からの薬剤師募集案件の取り扱い頻度が高いので、登録先として最適です。

 

<薬剤師の転職支援を専門とする転職会社>

 


※一応、8社をリストアップしているのですが、全てに登録するのは大変なので、2社ぐらいを選んで登録しておけば十分です。どの会社を選んでも問題なしですが、迷うようでしたら、マイナビ薬剤師・薬剤師求人.comで、いいと思います。(保有求人数が最も多い最大手です。)

 

求人の傾向としては、薬剤師の資格を保有していれば、特に実務経験は問わないとするケースが多いです。業務内容については、入院患者の調剤を中心として、下記のような業務を担当することになります。

 

  • 外来患者処方監査・受け渡し
  • 医薬品の情報収集・提供
  • 電子カルテによる薬剤管理指導
  • クリーンベンチを用いたTPN製剤等の混合
  • お薬相談室での患者相談

 

薬剤部の役割は多岐に渡るので、様々な経験を積むことが出来ます。また、浅井病院は、臨床研究・処方調査に力を入れており、学会での発表、学術論文の投稿を頻繁に行っているので、研究業務に関心がある人にとっては、やり甲斐を感じる職場だと思います。

 

高いモチベーションを持って、前向きに仕事に取り組んでいる薬剤師が多い病院であり、職場の雰囲気も明るいので、働きやすいです。

 

(精神科となると、暗いイメージがあるかもしれませんが、この分野を牽引するような先進的な病院ということもあり、エネルギッシュで前向きな職場です。)

 

浅井病院における薬剤師の年収

浅井病院の場合、勤務評価次第で、給与が大きく変わることになるので、年収について、一概にこうと言うことは出来ないのですが、おおまかな目安をあげると、下記のような感じです。

 

  • 経験年数 5年 年収400~500万円
  • 経験年収 10年 年収450~550万円

 

こちらは、賞与・各種手当を含めた金額となります。幅が大きいのは、当人の勤務評価によって、数字が変わってくるためと考えてください。

 

また、これは一般薬剤師としての年収水準となり、管理職に就けば、上記の数字から、やはり50~100万前後の年収アップが見込めます。

 

補足)年収に関して、転職する時の注意点

中途採用で入る場合、前職までの実績・経験を加味して、給与額が算出されますが、交渉次第で年収額が数十万程度変わることが珍しくないので、病院側からの提示額に不満がある時には、納得出来るまで交渉するようにしてください。

 

ここで、中途半端に妥協してしまうと、その数字がずっとついて回ることになるので、後々まで後悔することになります。(同じような経歴を持つ人が、自分より高い給与をもらっていて、ガッカリするといったことが、普通に起こりえます。)

 

こういった交渉が苦手ということであれば、先ほど触れた転職会社に代行してもらってください。彼らは、転職のプロであり、交渉術に長けているので、うまく話を進めてくれます。満額回答とまではいかなくても、上積みに成功するケースは多々あるので、任せてしまったほうが賢明です。

 

福利厚生について

浅井病院では、職員寮が用意されています。ワンルームだけでなく、2DKの部屋もあるので、家族で住むことも可能です。また、遠距離から引っ越す形で、病院の近くに自分で家を借りたいということであれば、一緒に部屋を探してもらうことも出来ます。

 

また、毎月1万円の負担で利用出来る院内託児所が設置されています。生後3ヶ月から6歳までの子供(小学校に入学するまで)が対象となるので、安心です。

 

また、財形制度、退職金制度(勤続3年以上)が用意されているので、老後のための資産形成に寄与するような制度が充実している病院と言えます。ちなみに、定年は65歳となっており、再雇用制度が用意されているので、長期的に働くことが可能です。

 

薬剤師の就労環境について

勤務時間は9:00~17:30、4週8休制となります。基本的に、残業はありませんが、その日の状況によっては、1時間程度の居残りが発生することがあります。

 

これは薬剤師だけでなく、医師や看護師なども含めた話となりますが、スタッフ間の仲が良く、変に気を遣うことはないので、人間関係でストレスを感じることはないでしょう。

 

浅井病院の転職先としての価値

病院というのは、調剤薬局やドラッグストアと比較して、給与水準が低くなりますが、その点については、浅井病院も変わりません。院内薬剤師としては、ほぼ一般的な給与額となりますが、逆に言えば、それほど大きな額は見込めません。

 

そのかわり、業務負荷はそれほどではないですし、精神科の仕事に興味がある人にとっては、他院では味わえないような、貴重な経験を積める職場なので、やり甲斐があると思います。

 

落ち着いた環境のなかで、地に足をつけて働くことが出来るので、給与にさえ、こだわらなければ、良い職場だと思います。

 

あとは、相性の問題などもありますが、このあたりが気になる人は、転職会社に相談してみてください。就労環境に精通しているので、客観的な視点でアドバイスしてくれます。転職の判断を下すうえで、何かと役立つ情報を教えてもらえるので、色々と話をしてみてください。

 

ちなみに、転職会社は様々な求人案件を保有しているので、ほかの病院の求人について、確認してみるのもオススメです。希望条件を伝えれば、それらの条件に合う求人を紹介してくれます。(薬局やドラッグストアの求人でも、大丈夫です。)

 

もしかしたら、浅井病院以上に魅力的な求人が出てくるかもしれないので、興味がある人は、遠慮なく聞いてみてください。