兵庫、大阪を中心に、病院、診療所、介護老人保健施設、訪問看護介護、グループホームなど20を超える事業所を運営している、大規模医療法人伯鳳会の中核的な存在である、赤穂中央病院。病床数250を超える総合病院です。
赤穂市では、赤穂市民病院と赤穂中央病院以外には、一般病床を持つ医療機関は存在しないため、赤穂市の地域医療を支える重要な役割を担っています。（地域住民からの評判が、非常に良い病院です。）
同時に、西播磨医療圏二次救急指定病院でもあり、救急搬送受入要請は断らないことを運営方針とするなど、広域医療という領域でも、欠かせない存在となっています。
そのため、業務量は非常に多く、薬剤師に関しても、激務と考えておいたほうがいいです。ドラッグストアで働くことと比較すれば、まだ楽かもしれませんが、病院勤務としては、ほかには、なかなか見当たらないぐらい、タフな職場です。
それだけにやり甲斐があると言えます。伯鳳会は黒字経営の法人なので、給与も高めです。様々な経験を積めるので、薬剤師としてスキルアップすることが出来るのも魅力の一つです。
簡単に言えば、『バリバリ働いて、それに見合うだけの見返りを得る！』という発想を持つ人に向いている病院です。
このページでは、赤穂中央病院における薬剤師募集求人の傾向、及び、院内薬剤師を取り巻く就労環境、年収などについてまとめていますので、参考にしてください。
目次
薬剤師求人の傾向
赤穂中央病院は、薬剤部としての活動が盛んな病院なので、薬剤師を募集する求人の発生頻度は高いです。
新卒に関しては病院が自ら募集する、中途に関しては、転職会社経由で募集するというふうに棲み分けが出来ているので、中途採用求人を探す時には、薬剤師の転職支援を手掛ける転職会社に問い合わせるようにしてください。
これまでの実績で、取り扱い頻度が高い転職会社を下記にリストアップしておきますので、参考にしてください。
※転職会社はほかにも多数存在するのですが、とりあえず、この4社だけを押さえておけば、まず大丈夫です。
赤穂中央病院で働く薬剤師の年収は？
病院勤務というのは、薬剤師にとっては、給与が低めの仕事となりますが、そのなかでは、赤穂中央病院は、冒頭でも触れましたが、給与額が高めに設定されています。
中途採用で入社する場合、これまでの実績次第で、金額が変動するので、あくまでも目安となりますが、未経験で、年収450～500万円、臨床年数3年で520～600万円といったところです。（賞与、手当込みの数字となります。）
ボーナスは、本人の頑張り次第で上がることもあれば、逆に下がることもあるので、やり甲斐がある制度設計になっていると言えます。
給与改定は年1回行われており、勤務評価次第では、基本給がアップすることになります。福利厚生については、保険・年金に加えて、退職金制度が完備されています。また、女性寮・アパート、院内保育所も用意されており、希望者は無条件で利用することが出来ます。
就労環境について
勤務形態は、週休2日のシフト制となり、土曜日も出勤日にあたるので、日曜日＋1日が休みということになります。平日は9：00～18：00勤務となりますが、仕事量が多いこともあり、1～2時間の残業が発生するのが常態化しています。
赤穂中央病院は、委員会活動（安全管理・感染管理・NST・栄養管理など）や勉強会が盛んな病院であり、こういったことに時間が取られることも、残業が増える一因となっています。また、赤穂中央病院では、薬剤師であっても、夜勤・当直を定期的に行うことになります。
まとめ：赤穂中央病院の転職先としての価値
冒頭でも触れましたが、赤穂中央病院は、激務である反面、仕事を頑張れば、それだけの見返りが得られる職場なので、前向きに働きたい人に最適な病院です。また、様々な知識を習得するための学びの機会が充実しているので、成長意欲が高い人にも合っている病院です。
逆に言えば、あまり高い給与はいらない、それよりも、マイペースでノンビリ働ければいいといったタイプの人にとっては、赤穂中央病院はストレスを感じる環境だと思います。
そういった意味では、人を選ぶ職場なので、自分の趣向・仕事に対する考え方と照らし合わせて、赤穂中央病院へ転職するかどうか、判断するようにしてください。
もし、迷うところがあれば、上述した転職会社に相談してみてください。彼らはプロなので、客観的な視点でアドバイスしてくれます。（参考になる意見を聞けると思います。）
また、転職会社は、薬剤師を募集する様々な求人案件を保有しているので、違う求人を紹介してもらうのもアリです。もしかしたら、赤穂中央病院以上に魅力的な職場が出てくるかもしれないので、興味がある人は、ぜひ聞いてみてください。
