『クラフトって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、クラフトの就労環境について、まとめています。
現在、クラフトで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、クラフトの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
クラフトの会社概要
1982年に一号店を東京・板橋で開設、現在は『さくら薬局』として関東エリアを中心に、北海道・関西方面に展開している業界3位の薬局チェーンがクラフトです。
患者目線に立った店舗展開がクラフトの大きな特徴です。たとえば、薬局は病院や診療所の周辺で開局するのが基本ですが、クラフトの場合、医療機関が無い街中にも出店しています。
また、患者のニーズがあるということで、OTC薬も積極的に取り扱っています。処方箋の内容から、何分後に薬が出来るか正確に伝えることを心がけていたり、患者さんが外出しても、薬が出来た時に携帯電話で知らせるシステムを導入するなど、手厚い顧客サービスを提供しています。
現場の意向を重視する社風なので、薬剤師の意見が店舗運営に反映されるようになっており、働きやすい職場、働きがいのある職場と言えます。
年収はどれくらい?
ほぼ業界標準というところですが、クラフトでは管理薬剤師は管理職とみなされないため、残業代が全額出るというのが大きな特徴です。
正社員の場合、管理薬剤師の手当は月2万円程度になるようです。
子育てに対する理解は? プライベートは?
育休や産休の制度は完備されています。女性社員の比率が高いこともあり、周りの理解を得やすい職場環境となっています。ただし、エリアによっては残業が非常に多くなる場所もあり、結婚・出産を機に正社員からパートに代わる人も多いです。
残業は多めで、正社員の場合、毎日20時ぐらいまで働くという人が少なくありません。パートであれば9〜18時といった時間帯で働けるので、これも既婚者が雇用形態を切り替える理由になっているようです。
スキルアップの機会は?
業界のなかでは珍しく、マネージャー以上の管理職に就いている女性が多く、キャリアアップを目指す女性にとっては働きやすい職場と言えます。
薬剤師として幅広い知識を身につけることが出来る職場環境なので、転職してもどこでもやっていけるという声が多いです。
研修制度については、社外研修の受講を積極的にサポートしているので、やる気がある人には向いています。
クラフトで働きたいという人が頭に入れておくべきこと
転勤が多い会社なので、子育て中の人は事前に転勤の可能性についてチェックしておくことです。
総合評価
残業が多い、休みが取りにくいという声が多い会社なので、プライベート重視の人、家庭との両立が必要という人は、事前に勤務状況について入念に確認しておいたほうがいいです。
女性が働きやすい環境が整っているので、繁忙店舗を避ければ、無理なく仕事が出来るのではと思います。