『トレジャーって、どんな会社?』
『薬剤師の年収は、どれくらい?』
『働きやすい会社なのかな?』
転職を考える時には、その会社のことについて、色々なことが気になってくると思いますが、このページでは、そういった方のために、トレジャーの就労環境について、まとめています。
現在、トレジャーで働いている薬剤師、もしくは、過去に働いていた経験を持つ薬剤師の生の声をもとにまとめていますので、参考にしてください。
また、トレジャーの中途採用求人の動向についても、まとめていますので、こちらもあわせて参考にしてください。
目次
トレジャーの会社概要
東京都、神奈川県、埼玉県の首都圏において、調剤薬局(たから薬局)と整骨院の運営事業、及び、薬剤師独立支援事業を手掛ける株式会社トレジャー。調剤薬局については、2017年現在、約20店舗を展開していますが、今後も店舗数を増加する計画となっています。
トレジャーでは、新卒採用にこだわることなく、やる気のある薬剤師を積極的に採用しています。そのため、通年で中途採用を行っており、転職を希望すれば、いつでも応募することが可能です。
このページでは、トレジャーにおける薬剤師の中途採用事情、及び、年収や就労環境についてまとめていますので、参考にしてください。
トレジャーの中途採用事情
冒頭でも触れたように、トレジャーでは、『たから薬局』勤務となる薬剤師の人材登用を積極的に行っています。常勤、非常勤の双方で、人材を募集しており、募集要項については、公式サイト内の特設ページにおいて、確認することが出来ます。
http://www.tre-net.jp/tre2/recruit.html
勤務地は、東京都、埼玉県、神奈川県内における各店舗となりますが、公式サイトには、現在具体的に薬剤師を募集している店舗や、中途採用者の給与条件など、詳細については書かれていません。
こういった情報を入手するためには、特設ページに設置されている『お問い合わせフォーム』を経由して、担当者に直接、確認する必要があるので、連絡を取ってみてください。
もしくは、薬剤師専門の転職会社を利用するという方法もあります。調剤薬局が薬剤師を募集する場合、転職会社を利用するケースが多いのですが、トレジャーも、中途採用に関しては、積極的に活用しています。
転職会社経由の場合、店舗単位での募集となるため、勤務先店舗を把握することが出来ますし、勤務条件や給与条件の詳細についても、事前に情報を入手することが出来ます。
トレジャーに直接、問い合わせるよりも楽ですし、転職を決意する前の段階で、会社に直接連絡するのは躊躇するという人が少なくないと思いますので、そういった時には、転職会社に連絡することをオススメします。
このページの最後に、トレジャーの中途採用求人を扱っている頻度が高い転職会社をリストアップしておきますので、参考にしてください。
薬剤師の年収について
トレジャーにおける薬剤師の給与状況ですが、基本給に各種手当、年2回の賞与が支給される給与体系となっています。手当に関しては、時間外手当、通勤手当、資格手当、役職手当などが付きますが、家族手当、住宅手当などは存在しません。
給与の目安ですが、未経験者で年収410万円程度、管理薬剤師で年収450万円となっています。(トレジャーでは、未経験者でも、管理薬剤師として採用されるケースがあります。)
中途採用者に関しては、前職でのキャリアや給与が考慮され、基本給が決まることになります。そのため、薬剤師としてのキャリアが同じ年数であっても、新卒でトレジャーに入社した薬剤師よりも、中途採用者のほうが、給与が上というケースが多いです。
ただし、実際には、入社時の給与交渉次第という要素が強いので、会社側から提示された金額に納得がいかない場合には、とことん話し合うようにしてください。この交渉で年収が数十万単位で変わることが珍しくないので、中途半端に妥協するのは、損です。
こういった交渉は苦手ということであれば、前述した転職会社に交渉を代行してもらってください。彼らはプロなので、うまく話を進めてくれます。
交渉を依頼したからといって、こちらの要望通りになるとは限りませんが、交渉ベタな人が、無理に進めるよりは、良い結果に落ち着く可能性が高いので、最初から任せてしまったほうが賢明です。
トレジャーの成長環境について
トレジャーでは、薬剤師の独立支援事業を行っていることもあり、キャリアアップを目指している薬剤師に対して、積極的にチャンスを与える会社です。
やる気があれば、重要なポストにつかせてくれますし、自分から手を挙げることで、様々な業務を経験させてもらうことが出来ます。たとえば、調剤業務だけでなく、管理業務、販促業務など、薬局内全般の業務にかかわったり、医療機器の自社開発などに参加したりといった感じです。
一方で、調剤業務に関する基本的な教育制度は、あまり用意されていません。そのため、一から指導して欲しいという人にとっては、不満を感じるかもしれないので、この点は、注意してください。
ワークライフバランスについて
調剤薬局の場合、就労環境というのは、門前病院の開院時間や忙しさに左右されることになりますが、トレジャーの場合、ワークライフバランスは、それほど悪くありません。
日祝休みの店舗が多いですし、週休2.5日となる店舗も存在するので、プライベートの時間を確保しやすいです。残業についても、店舗によって状況は違いますが、大半の店舗において、ほぼゼロと考えてください。(全社平均が、月4時間程度です。)
ただし、トレジャーは勤務薬剤師の数が不足しており、ギリギリの人数でまかなっている店舗ばかりなので、有給休暇については、ほとんど取得出来ないと思っておいたほうがいいです。
(人員に余裕がある店舗に配属されたとしても、その場合、誰かが、他店の応援に回されるので、結局、同じ状況になります。)
女性の働きやすさについて
調剤薬局は女性がメインとなる職場であるため、女性が働きやすいように、職場環境を整えている企業が多いのですが、その点はトレジャーも同様です。
産前産後休暇、育児休暇に関しては、問題なく取得出来ますし、休暇利用後の復帰についても、問題ありません。育児短時間勤務制度が存在するので、希望をすれば、子供の小さいうちは、勤務時間を抑えることも出来ます。
トレジャーでは、店舗異動が少ないため、一つの店舗で落ちついて働くことが出来る点も、育児中の女性にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
トレジャーの転職先としての価値
ここまで様々な観点から、トレジャーの就労環境について見てきましたが、トレジャーは、薬剤師の独立支援を積極的に行っているという点が、他社との大きな違いです。そのため、独立を目指す薬剤師が集まってくる傾向があります。
将来的に独立したいと考えているキャリア志向の人にとっては、同じような目標を持つ人が身近に存在するので、励みになりますし、独立を見据えて、様々な仕事を経験することが出来るので、何かと役立つ環境となるでしょう。
その一方で、一般的な調剤業務に関する内規や研修制度は、それほど充実していないので、そういったことを求める人にとっては、不向きな職場と言えます。
このように、トレジャーは、人によって合う・合わないが、ハッキリ分かれる会社なので、自分の価値観や将来設計と照らし合わせて、転職先候補とするかどうか、しっかりと見極めるようにしてください。
最後に、トレジャーの中途採用求人の取り扱い頻度が高い転職会社をリストアップしておきますが、彼らは社内事情に精通しているので、このあたりの判断について、アドバイスを求めるのもアリです。(親身に相談に乗ってくれます。)
また、転職会社は様々な企業の求人情報を押さえているので、他社の求人について、聞いてみるのもアリです。東京、埼玉、神奈川であれば、多数の求人が存在しますし、そのなかには、トレジャー以上に、魅力的な求人が含まれているかもしれません。
多少、ワガママな条件を挙げたとしても、首都圏であれば、その条件を満たす求人が見つかる可能性が高いので、ぜひ、希望条件を伝えて、求人を探してもらってみてください。
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